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準備の作業も金にしたい

こんな連ツイを見た。

作業していたというマンガはこれ。

なんというか、もったい話というか、もっとどうにかならなかったのかと思う。もちろんこれはツイ主の行動が間違っていたとかを言いたいのではない。俺はこの件について事情も契約も知らないのだから、「こうあるべきだ」なんて言えるわけがない。ただ、編集も含めてもう少しやりようがなかったのかと思うだけだ。

なぜそう思ったかというと、準備している期間が本当にただの準備であり、直接的にプラスの要素がないからだ。それどころかクリエイターとして発信することができず、フォロワーが減っていってしまっている。マンガの宣伝に作者のTwitterが必須であり、フォロワー数は重要であるのだから、この状況は非常にもったいない。

俺なんかはこのような準備に関しても、何とかして金に変えられないかとつい考えてしまう。実際、週プレの文化史本の連載ではそうしている。考えを整理するのを兼ねて、簡単な記事をこのnoteで書いているのだから。

この手の準備と実益を兼ねる活動は、特にファンジネスで有効だ。過程を公開することで、より深い関係を築け、フィードバックをもらうことができる。より深く知りたい人は、数年前に話題になった本『プロセス・エコノミー』を読むのがいいだろう。

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