年末のご挨拶とお礼
お世話になってます。本田です。
ほんの数ヶ月ぽっちですが、2020年はお世話になりました。
突然noteに参入してきた得体の知れない私を温かく迎えてくれたことに深く感謝しています。ありがとうございます。
月並みな言葉ですが、2020年は今までとは違う生活様式が推奨されるようになり、世界的に暗いニュースが多い年になりましたね。
普段外出しない私もさらに外出を控えるようになり、昼間の日差しが目に染みるようになってしまいました。引きこもりの弊害を痛感する年だったと思います。
今年は私にとっても少し特別な年になりました。
過去の記事でも何度かお話しているのですが、私はアルコール依存症をかかえておりまして、結構最近まで断酒しては失敗を繰り返していました。
それ以外にも精神疾患やら何やら、ややこしい事情が沢山あり、まあ長いこと療養生活を続けておりまして。体調が上向きになってきたのが8月~9月のことです。
低空飛行ながら心身が安定するようになり、自分から「何かやってみよう」と思えるようになったのは、私にとって大きな進歩でした。最初は絵を描こうとしたんですが、思ったよりも難しくてすぐ挫折しました。
あれは当分無理ですわ。
とはいえ、何もしないでいると、せっかく前進しかけた治療がまた逆戻りしてしまう気がしまして。それがまあ恐ろしくて、当時の私にはゆっくり休むという選択肢が無かったのです。
なので絵よりハードルが低いコラージュから始めて、そこから文章を書くようになって、noteのアカウントを取得して……と少しずつステップアップして今に至るわけでございます。
noteを始めたばかりの頃は自分の病気について書いていこうかと思っていたし、それを書いていたのですが、何だか自分が被害者ビジネスをしているように思えてきて(しかも書いてて楽しくない)、最近は日記のようなエッセイのようなよく分からない文章を綴るようになりました。
ほとんど独り言に近い文章でも、読んでくださる方がいると励みになりますね。誰かの目に触れる、というだけで、文章に対する姿勢が変わります。
実を言うと私は数字にモチベーションを左右されやすいタイプで、それに翻弄されるのが好きではありません。なのでフォロワー数やスキ数は全然見ないのですが、お知らせ欄のベルマークに表示される赤い数字だけは毎回(更新した日は特に)楽しみに確認しています。
noteの通知が私のささやかな楽しみです。
この通知欄をきっかけに、私は日々のちょっとした良いことを「嬉しい」と素直に受け入れられるようになりました。これがnoteで得られた最大の収穫だと思っています。
あと、9月から密かに打ち立てていた「年内は素面でいる」という目標も達成することができました。これもビッグニュースのひとつです。2021年も素面でいたいです。
2020年は病に終始した1年でした。私的にも、世間的にも。
まだまだ先の見えない苦しい状況ではありますが、お体にお気をつけてお過ごしください。また、前線で未知のウイルスと戦っている方々へ、関西の片隅から最大の応援と感謝の気持ちを。
今年も残りわずかとなりましたが、皆さま良いお年をお過ごしください。
本田読
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