学校に行かない日のほうが、彼らしさを感じる。『家』が、彼の主体性を育む場所なのかも。
今も、たま〜に、学校を突然休む息子。
つい先日も、そんな日がありました。
最近連続して休むことはほぼ無いこと、私が口出ししても仕方ないと学んだこともあり、
「休みたい」という申し出を、「えー?!」のワンリアクションくらいで、受け入れることができるようになっています。
(今だけかもしれないけどね…)
学校を休んでいるからとて、
無理に勉強させることや、イヤイヤ家のことを手伝わせることは、
やりたくない私。
なぜなら、そもそも学校は行かなきゃいけない場所ではないはずなのに、
もし「学校に行かないんだから、その分勉強しなさい」っていうなら、
私が疑問視している『講義型授業』と、おんなじになってしまうと思うから。
ただ、それでもなんとなく家にいるのであれば、家のことをして欲しいという思いはありまして、
今日は彼と相談して、こんなものを渡してみました。
これについて話したのは、朝ご飯の最中でしたが、「わかったー」と返事。
そうしたら、驚いたのが、ごはん終わって、着替えて、ちょっと漫画読んだら、
すぐに取りかかってくれたこと。
まずは、2階に行ってトイレ掃除。
今までも何回もまかせたことがあるので、こちらで特に見ることも指示することもなく、10分ぐらいで完了。
続いて外に出て、ウッドデッキの掃除。
最後は、私が娘を幼稚園に送り届けて帰ってくると、
玄関のタイルの掃き掃除をしていて、その後、水でも掃除してくれてました。
めんどうだろうに、こういうこと突然イヤイヤ言わずにサクサクやるところ、
夫に似てるなーと思います。
(もちろんやらない時もあるけどね)
すぐやってくれてすごいね、ありがとうと伝えて、本人もタスクを完了できたことに、満足そうな面持ちだったような気がします。
その後は、漫画とゲームの時間はやり過ぎを規制しつつも、なんとか過ごしていました。
そんな彼の様子を見てると、学校に行かない方が、彼らしく過ごしているような、気がしました。
というのも、午後は、突然何か作り始めた息子。
真剣そのもの。
何を作ってるのか?とか、何ができるの?とか、
あんまり具体的なことは聞かないようにしました。
きっと彼の中でも、うまく言語化できているかは分からないなと思ったから。
数時間後、見事、完成です。
その夜は、夫不在で私が疲れているのを見てか、
お願いしたわけでないのに、食器洗いも進んでやってくれました。
母さん、感動。
抱きしめました。
この1日を通して、感じたこと。
朝のタスク実行時も、制作をしている時も、食器洗いをしている時も。
学校に行っている日と比べて、どこかのんびりゆったり、ストレスフリーで、息子が心からやりたいことを、行えてるんじゃないかな、と感じました。
なんとなく、保育園に行っていた頃や、まだ小学校に通い始めてすぐの頃の時の、感じっていうのかな。
これも、ただの成長の過程なのかもしれないです。
もしくは、数年前によく見た光景だな、懐かしいなって感じただけなのかもしれません。
ただ、もしまだ彼にとって『家』という場所が、彼の主体性を育む環境として存在できるのであれば、そういう家で過ごす日があってもいいのかもしれない、と考えさせられました。
一方で、学校という環境でしかできないこともたくさんあることは、この小学校に通った2年間で少しずつ理解してきているつもり。
なので、そのバランスは、非常に難しいですねー…。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona
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