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小学生男子、単純そうに見えても複雑だよねぇ、きっと。

小学生男子の社会関係も、単純そうに見えて難しいんだなぁ、と思った話をしたいと思う。


まず1つ目。

どうやら、小2の息子の教室の中で、少し問題が発生しているらしい。

ある男の子が、大人しい女の子たちに対して、暴言を吐いたり、手を出してしまったりしているらしい。

私は全然知らなかった。
同じクラス新琉女の子のお母さんが、個人面談で先生に「〇〇ちゃんは大丈夫ですか?」と聞かれたと私に教えてくれて、初めて知った。

しかも何が驚いたって、その手を出してしまう男の子が、我が息子と毎週のように遊んでいる、Aくんだったのだ。

息子と仲良くしてくれて、お互い嫌な気持ちなく遊べている関係だと思って安心していたのだが、教室内ではそんなことが起きていたのかと。
驚きを、ひたすらに隠せない。

息子に直接的に聞くのは絶対にお門違いだと思い、何気なく会話の流れで「息子って、学校の女の子とは遊ぶの?」という切り口から、その問題の男の子が女の子と関わっていることを知ってるか聞いてみたけど、そんな話は全然出てこなかった。

そのAくんは、我が家に来たこともあって、私が話したこともある。
けれど、凶暴さとか口の悪さとかは気にならなくて、逆に家に入る時も帰る時もきちんと挨拶をする子で、礼儀正しいなぁとすら思っていた。

8歳という年齢でも、二面性というか、様々な感情を抱えているんだ、と実感するのと同時に、私に何ができるんだろうかと考えさせられてしまった。
実際には、目の前で何か起こらない限り何もできないのだけれど、Aくんを私なりに受け止めて認めていることを表現することは、していこうと思う。


2つ目。

息子が、なかなかお友達に自分の意思を汲み取ってもらえないらしい。

例えば公園で遊ぼうって約束して、5人ぐらい集まる時。
一人の子がどうしても、ゲーム機を持ってきてしまう。

息子としては、本当は5人みんなで鬼ごっこがしたいのに、ゲーム機を持ってくるとゲームをやる子が2人ぐらい出てしまい、3人で鬼ごっこになってつまんない、らしい。
私に何度か嘆き、「■■(ゲーム機を持ってくるお友達)、まじやだ」とか言う。

「言えばいいじゃん」って言ったら、言ってるけど、聞いてくんないんだもんと。

息子は何というか、自分の意思はしっかりあるし、相手に主張はするのだけれども、まだお友達に思いが届くには、もう一歩何かが足りないのだと思う。

あぁ、小学生男子の関係性もなかなか一筋縄ではいかないのだなあ、と思った。

女の子の友達関係は複雑なことはなんとなく分かる。
自分もそうした経験があったから大変だよね、娘もそのうち苦労するのかな、と今から心配しているくらいだ。

でも、こういう社会関係のなかの問題は、男女関係なく、それぞれの個別のコミュニティの中で、色々と事情があるものだなと、息子を見ていて実感した。

そうした経験は、辛くて苦しいけど、必要なのだろうし、必然なのだろう。
これから、自分の前やりたいことや目標に向けて進んでいくなかで、もっと大きな社会の荒波に出くわすときが、必ずある。
うまく対応できるような経験やスキルを、今から少しずつ積んでいく機会は、どんな子供たち、そして大人たちにも言えることなのだ、きっと。

社会関係をうまく操れるようになると、きっともっと生きやすいのだろうなと、私ですら思ってしまう。

だって相手に思いを伝えることなんて、大人だってめちゃくちゃ難しいし。ていうか悩んでるし。


息子よ、応援してるぞ。
ママも、なんとかやってるところだよ。


では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona







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