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初めて横浜シュタイナー学園に触れて《前編》「アドヴェントのつどい」内容
先日記事でも少し触れていましたが、ついにずっと行ってみたかった横浜シュタイナー学園に行ってきました。
そこでどんな様子だったか、子供達そして私はどのように感じとったかということを、前編、後編に分けて、noteで残していこうと思います。
深まる冬を感じるイベントでした
今回参加したのは、『アドヴェントのつどい』と称されたイベント。
宗教は関係なくて、冬至という1年で最も夜の時間が長い日が近づく12月に、1日ごとに深まっていく『冬』という季節を感じるようなイベントでした。
なお、会場全体で撮影が不可だったため、すごく素敵な物がたくさんあったのですが何もお見せできないのは残念です。。
『ろうそくの森』は、とても貴重な体験
まずは、ろうそくの森というイベントに参加しました。
照明がほとんど落とされた、うす暗い部屋。
糸を、溶けた蜜蝋の入ったお鍋に入れたり出したりして、少しずつ太らせていき、ろうそくを作るものでした。
私の勘違いで、子供達2人で1本のロウソクを作ることになってしまったので、交代交代で行うことに。
暗い部屋に案内された後、教諭の方がまず、素話をします。
薄暗い森の中に、ミツバチがいて、小人がいる。そういうイメージを子供たちが頭の中に思い浮かべられるように。
その後、5つほどある蜜蝋のお鍋に、およそ10人ほどの子供達が順番に、小枝に結ばれた糸を垂らしていきます。
その時の、優しいおまじないが、まだ耳に残っています。
『みつばちさん、ありがとう』
最初、小2息子はあまり乗り気ではなかったです。
それが、糸をみつろうに浸からせ、ろうそくが太っていくのを何度か繰り返すうちに、楽しくなってきたようで、結局ほとんど息子がやっていました。
年中の娘はといえば、息子と交互に行うことで気持ちが途切れてしまったようで、催し半ばでお部屋を出て行ってしまいました。(これは私が勘違いして申し訳なかった…)
ただ実は幼稚園でも、すでに同じようにしてろうそくを作っていたので、こういう雰囲気がこの学園にもあるんだと娘に伝わればいいかなと思って、気持ちを落ち着かせました。
『クリスマスのお話と音楽』
その後少し時間をおいて、クリスマスのお話と演奏会があるというので、そちらにも参加しました。
まずはお話。
こちらも教諭の方による、素話でし た。
確か羊さんと小人さんのお話だったと思いますが、残念ながら会場に小さなお子さんもたくさんいてざわめいており、あまり聞こえませんでした。。
ただ、横浜シュタイナー学園さんでも、こうした先生方による素晴らしいなどのお話を、子供たちの関わりに大切に使われているんだなということがわかったのは、収穫になりました。
その後、7年生から9年生の在学生による演奏がありました。
とても素晴らしかった~~!
きっとたくさん練習したんだなぁと感じられる、生徒さんたちの真剣な眼差し。学生さんたち、ありがとう!!
息子と娘は、2人ともピアノを習っています。
「こんな素敵なお兄さんお姉さんが、いるんだな」と、少しでも伝わればいいなと思いました。
『ちいさなお店』は、この学園らしい手作り品がたくさん
恐らく、保護者の方や地域の方が手作りした、様々なものが販売されていました。
その中でも、私たち家族の目を引いたのが、羊毛で手作りされた作品たち。
息子は何度も何度もお店の前に行って、何が気になっているのかと思ったら
「ひつじさんが欲しい」
可愛いのぉぉ。
羊さんは、羊飼いさんとセット販売とのこと。
お話を聞くと、羊毛の綿を使っているだけでなく、フェルトも羊毛から手作りされているとのこと…!
それで、この3個合わせて1200円!破格!!
![](https://assets.st-note.com/img/1701853968463-k1PNP9G8tf.jpg?width=1200)
娘は、ひつじさんだけ欲しかったようですが、上述のようにセット販売なので諦めて、フェルトで綺麗に飾られたマッチを買うことに。
他にもいろんな柄があるよ?と一応言ったら
「これがいいの」
と。
するとちょうどその言葉を、その作品を作ってくださった方が聞いて下さっていて、とても喜んでいただけました。
確かに、「これでいいの」ではなく「これがいいの」という言葉に、娘の本当の思いが込められていた気がします。
後編につづく!
そんなわけで、子供たちは自分たちのお土産を手に、ホクホクと家路に着きました。(笑)
ろうそくの森のところでも述べましたが、子どもたちは最初はそんなに乗り気じゃなかったけど、最終的には楽しんでいたように思います。
後編の記事で、この日私が感じたこと、子供達が感じ取ったであろうことを書きたいと思います。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona