【絵本紹介】おたんじょうびプレゼントは、子どもをわくわくさせる。
相変わらず、2週間に1度、市立図書館に通っている我が家。
私は絵本が好きなので、子ども達自身の選書とは別に、
私が選んだものも一緒に借りてきます。
今回は、こちら。
1ねんに 365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし
タイトル、長いですねぇ。
それはさておき。
本カバーのそでにあるこんな解説から、この本の旅は始まります。
その、「どうしてそんな素晴らしいことになった」のかは、ぜひ本をお手に取って読んでいただきたいです。
そして、読み終わった後に迎える、本カバーの反対側のそでには、
こんな書評が載っています。
正に私も、これらの書評と同じ感想を持ちました。
立派な書評は、読者が絵本を通じて感じたものを、こうも的確に言語化できるものか、と驚くくらいです。
加えて私はもう1つ、感想を持ちました。
名立たる書評の前で大変恐縮ですが。
それは、
と感じたことです。
一番最後のページにある、この言葉で、物語は締めくくられます。
家じゅうのものを、自分へのプレゼントにしたベンジャミン。
最後には、『せかいでいちばんおおきい、いちばんすばらしいプレゼント』を手にします。
そうして、『これいじょう、もう たんじょう日のプレゼントは ひとつもいらない』と思うのです。
365日、毎日たんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンだからこそ、
『じぶんのまわりにあるものは、
なにもかも プレゼントになったのですし、
また、いつでも プレゼントになる』
と気づくことができたのだと思いました。
つまりベンジャミンは、毎日当たり前に身近にあるものも、実はそこにあることは当たり前ではなく、見方を変えればプレゼントになるくらい、「ある」ことが喜ばしいことなんだ、と気づいたのではないか、と思いました。
そしてそれは、私達の日常生活でも、同じなのかもしれないですね。
さて、プレゼントにまつわる絵本といえば、
こちらも最近、子ども達がすきです。
『プレゼントはひとつ』
こどものとも年中向きの月刊誌で、少し前に届いた12月号。
こちらも、お誕生日プレゼントのお話。
というところから、子どものユーモラスで自由な発想が、広がっていくお話です。
Fujisanさんでは購入できると思いますので、ご覧になりたい方は、ぜひ^^b
「おたんじょうびプレゼント」は、子どもの心をとってもとっても、
わくわく、喜びを与えるものなのだなぁと、改めて感じさせられますね。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona