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6月第1週 今週のおすすめ「本の話」 5選

新刊からは5月27日に発売された養老孟司さん、ヤマザキマリさん『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと』のまえがきを公開。

オール讀物「Book Talk/最新作を語る」からは千葉ともこさん新作インタビューを、文春ムック『西村京太郎の推理世界』からは西村京太郎さんと山村美紗さんとの対談をお届け。文春新書からは清水晶子さん『フェミニズムってなんですか?』のまえがきを公開。また現在開催中のブックフェアよりリストと推薦文をご紹介します。

また、真山仁さん「取材して書く!」小説の書き方 オンライン講座のお知らせもあります。ぜひ最後までご覧ください。

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★昆虫から人間の有り様を考える

『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと』(養老 孟司,ヤマザキ マリ)

日本の問題は、「経済」と「環境」にある。そんなのは、コロナにならなくったって、虫を見ていればわかること。虫が生きにくい世のなかは、人間も生き物も生きにくい――。
『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと』は、世の中との「ズレ」を感じ続けるふたりが、その違和を一つひとつ解きながら、いつしか微視的スコープで文明の深奥までを眺め見る対談。

今回はヤマザキマリさんの「まえがき」をご紹介します。

『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと』(養老 孟司,ヤマザキ マリ)


★公務員経験をもとに描いた〈英雄〉vs.〈巨悪〉の構図。胸を熱くする圧巻の中国歴史長編

『戴天』(千葉ともこ)

英雄とは、天に臆せず胸を張って生きる者。
彼らの義は、天に通じるのか――。

いま大注目の松本清張賞作家 千葉ともこさんに、胸を熱くする圧巻の中国歴史長編『戴天』について伺いました。

『戴天』(千葉ともこ)

★鉄道ミステリーの巨匠・西村京太郎が“山村美紗殺人未遂事件”の推理に挑む! 犯行が行われた「空白の10分」に何が起きたのか?

文春ムック『西村京太郎の推理世界』より

2022年3月3日、91歳でこの世を去った作家・西村京太郎さん。『西村京太郎の推理世界』(文春ムック)から一部を抜粋し、西村京太郎さんと山村美紗さんの対談を紹介。

1985年7月25日、山村美紗は京都の自宅マンションで何者かに襲われて記憶を失った。西村京太郎とともに、未解決事件の真相に迫る――。


★女性の生の可能性を広げるために、フェミニズムは何をしてきたのか?

『フェミニズムってなんですか?』(清水 晶子)

女性たちが日以上生活の中で、「あれ?」と疑問に思うこと、何気ない言葉や行為に抵抗を覚えること。それはフェミニズムのきっかけになります。

『フェミニズムってなんですか?』はフェミニズムを様々なトピックで学ぶ必携の一冊です。

本書より「まえがき」を公開します。


■『フェミニズムってなんですか?』刊行記念ブックフェア選書 フェミニズムの議論の蓄積に触れる23冊

また、代官山蔦屋書店でブックフェアが開催中です。

古典ともいうべき「特別なフェミニズム本」から、最先端の理論に触れられる刊行間近な作品まで。『フェミニズムってなんですか?』から広がる選書23冊をご紹介します。

『フェミニズムってなんですか?』(清水 晶子)


★おしらせ
<オンライン講座>オール讀物presents 真山仁さん「取材して書く!」小説の書き方 オンライン講座

「ハゲタカ」シリーズで知られ、様々な社会問題をエンターテイメント小説として世に送り出し続けてい真山仁さん。

その真山さんを講師に迎え、「取材して書く」小説の書き方 オンライン講座を開催します。

奮ってご参加ください!


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 本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。
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