6月第3週 今週の「本の話」 ベスト3!
3位★AIが人間とおしゃべりする方法がこれでわかる!? 話題の科学本『会話の科学』の魅力を翻訳者が語る(夏目大)
文法を中心に考えてきたこれまでの主流言語学が見落としてきた「会話」のシステムに迫って、話題を呼んでいる『会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか』。「ゴリゴリ」の言語学のサイエンス本であるにもかかわらず、意外にも、話題のChatGPTをはじめとするAIや自然言語処理にかかわる読者の注目も集めているという。ありそうでなかった本書の魅力について、訳者の夏目大さんにうかがいました。
2位★SF小説の旗手が描く青春ハック小説 藤井太洋、最新刊『オーグメンテッド・スカイ』の冒頭を大公開
『オービタル・クラウド』で日本SF大賞、星雲賞、『ハロー・ワールド』で吉川英治文学新人賞を受賞するなど、SF小説の旗手として注目を集める藤井太洋さんの最新刊がついに刊行。
最新作は、VR世界大会を舞台とした青春小説です。そんな『オーグメンテッド・スカイ』(文藝春秋)より冒頭を紹介します。どうぞ、お楽しみください!
1位★【速報】第169回芥川龍之介賞候補作、第169回直木三十五賞候補作が発表されました。
日本文学振興会より、第169回芥川龍之介賞の候補作、第169回直木三十五賞候補作が発表されました。選考委員会は、きたる2023年7月19日(水)都内で開催されます。
候補作の記事も読まれています。あわせてどうぞ!
●今週のポッドキャスト
【オールの小部屋】祝・高校生直木賞! 凪良ゆうさんの喜びの声をいち早く!
オール讀物7月号では、第10回を迎えた【高校生直木賞】を大特集。『汝、星のごとく』(講談社)で栄冠に輝いた凪良ゆうさんのインタビューを、いち早くポッドキャストでお届けします!高校生は『汝、星のごとく』をどう読んだか? 選考会場の高校生と言葉をかわした凪良さんの感想は?全国43校の高校生たちによる汗と涙あふれる議論の模様は、オール讀物7月号のグラビアと本文で紹介しています。
【オールの小部屋】追悼・平岩弓枝さん
長年、「オール讀物」誌上に時代小説「御宿かわせみ」シリーズを執筆し、直木賞選考委員としても偉大な功績を残した、作家・平岩弓枝さんが2023年6月9日、91歳で亡くなられました。心からの感謝と哀悼の意を表して、その足跡を振り返ります。
【話題作🎧試し聴き】馳星周『少年と犬』朗読・桑原敬一
オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 直木賞受賞作『少年と犬』のオーディオブックには、「最後に泣いてしまいました」「読み終えて自分の家の犬をぎゅーと抱きしめました」そんな熱いコメントが寄せられています。新しい感動をオーディオブックでどうぞ。
速報!直木賞候補作発表【第169回】
第169回直木賞の候補作が発表となりました。候補作家のプロフィールや、作品紹介をいち早くお届けします。注目の候補作は、冲方丁『骨灰』、垣根涼介『極楽征夷大将軍』、高野和明『踏切の幽霊』、月村了衛『香港警察東京分室』、永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』、の5作品です。選考会は2023年7月19日、築地・新喜楽で行われ、「オール讀物」9・10月合併号に選評が掲載されます。(制作:オール讀物編集部)
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冲方丁『骨灰』
垣根涼介『極楽征夷大将軍』
高野和明『踏切の幽霊』
※電子書籍の販売はありません。
月村了衛『香港警察東京分室』
永井紗耶子 『木挽町のあだ討ち』
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