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2つの指定難病と一緒に就活してみた
こんにちは。佐藤僚太です。
僕は指定難病とされている「肺動脈性肺高血圧症」と、「好酸球食道炎」という診断を受けています。
肺動脈性肺高血圧症に関しては、小坂流加さんが描いた「余命10年」でも扱われている病気です。映画にもなったので知っている人もいるかもしれません。
「余命10年」の小説、映画に関しては感想を書いてあります。
就活ハードモード
僕は都内のホテルでフロントとして働いていましたが、一度体調を崩し休職をしました。その後、肺動脈性肺高血圧症の診断を受けます。コロナの時期も重なり、職場への復帰は難しいと判断して、千葉県鴨川市の実家の方へ自宅療養という形で戻りました。
実家では動画編集など、家で出来る仕事をやっていました。(メインに出来るほどではなく副業ベースの簡単な仕事です)
最初は薬の副作用やメンタルの状態もあって体調はあまりよくありませんでした。しかし早期発見と治療のおかげで、心臓のエコーやカテーテルでの検査でも一般の人とほぼ変わらない値になりました。医師の方からも、普通に仕事をして問題ないと言ってもらえました。
そこで就活をして仕事復帰をしようと思いました。実家のある鴨川市はかなり地方なので、車がないと仕事をするのが難しい場所です。僕はてんかんの疑いもあって、車が運転できません。公共交通機関が使える都内、もしくはその周辺の地域で仕事を探すことにしました。
業務経験があった方がいいと思ったので、書店やホテルのフロントなどを中心に応募して、面接を受けに行きました。面接のなかで、僕が一番迷っていたのは
「持病のことを面接で伝えるべきかどうか」
日常生活は問題ないと医師には言われても、不安が全くないわけではありませんでした。また、検査で定期的に大学病院まで行く必要があるので、シフトには穴をあける日が出てきます。ただ言わないで入社してしまうと、後から周りにも迷惑をかけそうな気がしてました。
僕は持病のことを話して、就活をすることにしました。
想定はしていましたが、めちゃくちゃ落ちます。週2回などのバイトでも落ちます。自宅療養期間は完全に白紙なので、それも印象としてはよくないだろうなと思ってました。
バイトも受からないので、普通に就職するのはもう無理なのかなと思っていました。仕事も決まらないため、賃貸を借りること出来ない。時間だけが流れて、今いる場所から何も変わらない。全部、悪循環から抜け出せないままでいたような気がしていました。
noteの出会いが仕事に繋がる。
そんな時、僕のインスタにnoteで知り合った横山黎さんからメッセージが届きました。忘年会イベントのお誘いです(笑)
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このイベントがある木の家ゲストハウスは茨城県の水戸にあるので、僕のいる千葉県鴨川市から電車を乗り継いで4~5時間かかります。(よく誘ってきたな)
環境を変えるなら今しかないと思って、仕事について相談をしてみました。
一瞬で仕事が決まりました。
もっと早く相談しておけば良かったです(笑)
というわけで連絡があって1週間後には水戸へ行き、仕事をスタートさせました。
詳しい経緯は横山さんのnoteが読みやすいので読んでほしいです。
仕事始めたら健康になった
木の家ゲストハウスで、清掃業務とパソコン業務をメインに仕事に関わらせてもらってます。本格的に仕事を始めたことで、普段の生活にもメリハリがでたような気がしてます。
本格的に仕事が始めて1か月も経っていないんですが、4日間休みをもらって病院へ行ってきました。採血やレントゲン、エコー検査などをして、特に異常はなく安定してました。むしろ良くなってると言われました(笑)
僕を雇ってくれたオーナーの宮田さん、また僕を木の家ゲストハウスに繋げてくれたマネージャーの横山さんにはとても感謝しています。
↓木の家ゲストハウス
最後に
今日は指定難病と一緒に就活をしてみたというテーマで書いてみました。現実として、長い時間状況が変わらなかったので就活はとても大変でした。しかし、noteで繋がった縁が一気に状況を変えました。やっぱり人生何があるかわからないし、何がどう繋がるかなんて、全然わからないものだなと思いました。僕が気づいたのは、以外なところに選択肢ってまだあるんだなと気づいたことです。読んでくれた人の中に、もしかしたら就活で悩んでいる人もいるかもしれません。上手くいかないと焦るかと思いますが、想像以上に選択肢はあります。一回気持ちをnoteに書き出してゆっくりしてみるのもいいかもしれません。就活がうまくいくことを願ってます!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
佐藤僚太