「寿山青不老」
新潟県松代の長命寺、
由緒あるその寺の住職、
嗣朗和尚は私の友人です。
毎年始めに寺が発行する
「福聚山報」が届きます。
最初に仏教の言葉が
書かれているのですが、
今年は「寿山青不老」です。
寿山は中国の西安にある
終南山の別名とのこと。
この山は何千年を経た今も
青々と活気に満ちている。
そこで長寿の山「寿山」と
呼ばれるようになったのです。
人間は歳を取れば老いますが、
心持ちはいつでも若くありたい。
辰年というのは種が発芽し、
茎が伸びて葉が広がって
樹木の形になった状態。
人生にたとえたらまさに
「青春」なのだそうです。
大きな夢と可能性を秘めた
「青春」が「辰」であり、
今年は「青春の年」なのです。
そうであれば幾つになっても
青春を謳歌しなきゃです。
青春とは若い肉体でなく、
心の中にこそある。
心が若ければ青春であり、
それは新しい試みにこそ
もたらされるものです。
ワクワクドキドキ感です。
私は昨年は学生に戻り、
ビッグバンドジャスをやり、
フランス詩を学んでいる。
詩を書き、絵を描き、
サックスを吹く日々。
散歩をして草花を愛で
新鮮な空気を吸い、
鳥のさえずりに耳を澄ます。
青い空と緑の山を眺める。
さあて、今年は何をしよう。
また新しいことを始めよう。
バイクも乗りたいし、
サーフィンもやりたいし、
タンゴも踊りたい。
子供たちにラグビーを
教えてもいきたいし、
ゴルフももう少したくさん
やりたいよなー。
「寿山青不老」の心で
常にワクワクドキドキだ!