「スローバラード」
忌野清志郎さんが亡くなって
もうすぐ14年になろうとしている。
しかし、彼の歌は廃れるどころか、
ますます輝きを増している。
大好きな女の子への恋心に始まり、
愛への思いを爆発させるロック魂、
成長してからは原子力発電への反歌など、
地球に生きる者として最も大事なことを叫んだ。
清志郎さんと話をしたことがある。
ど派手なメイクを落としたその人は
小さく優しく普通のお兄さんだった。
話す声もとても小さくて愛らしかった。
好きな曲がたくさんあるが、
「スローバラード」は心に染みいる。
梅津和時さんのアルトサックス間奏、
清志郎さんの絶叫エンディング!
♬カーラジオからスローバラード
夜露が窓をつつんで
悪い予感のかけらもないさ
僕らの夢を見たのさ とってもよく似た夢を♬