チャボヒバ職人
チャボヒバが5本あり、
手入れをしていないので
葉が伸び放題になっていた。
見るに見かねてついに
高さのあるハシゴを購入。
ついでに剪定挟みも買った。
ハシゴの天板に乗るのは
転倒の怖れがあるが、
天辺を刈るために敢えて乗る。
新しい挟みは気持ちよく切れ、
バシバシと小枝ごと刈っていく。
丸みを付けるのが難しい。
葉を纏めて一気に切っていく。
床屋が散髪する気分だ。
植木職人は床屋に似ている。
徐々に下の段に降りて
チョボチョボと丸く、
「玉散らし仕立て」にする。
勢い良く刈りすぎて、
丸刈りの頭のようだけど、
すっきり爽やかである。
鋏を持つ手が痛くなり、
バランスをとって刈るからか、
脚にもどっと疲れが出る。
初日は3本刈って終了、
「チャボヒバ職人、お疲れ様」と
妻から声をかけられ冷水を渡された。
翌日に残り2本を刈って風呂に入った。