ロール・キャベツ
ロール・キャベツ。フランス料理だと
「シュー・ファルシ」と呼ぶのだが、
直訳すればキャベツの詰め物。
キャベツの葉で挽肉を詰めるのだが、
丸ごとキャベツの大きな詰め物で
切り分けて食べる料理となる。
ボクのはキャベツの葉1枚で
挽肉を巻く小さなものなので、
「シュー・ファルシ」とは呼びにくい。
キャベツの詰め物でなく葉巻きなので、
「シュー・ルーレ」と呼ぶ感じで、
英語なら「ロールド・キャベッジ」だ。
やはり日本語の「ロール・キャベツ」。
今回はレシピも見ずに作り出す。
牛肉と豚肉の挽肉を混ぜてから
微塵切りにしたタマネギを加えて揉み込み、
茹でたキャベツの葉で肉ダネを巻いていく。
ストウブ鍋にぎっしり詰めて並べていく。
水煮缶のトマトを鍋にドバドバと入れ、
水に酒を加えてケチャップ、固形スープ、
弱火で葉がクタクタになるまで煮る。
キッチンがとても良い匂いに包まれ、
できあがりがヒジョーに楽しみになる。
いよいよ丸々と太ったものを皿に盛る。
ナイフで切ってフォークで口に入れる。
旨い!いい加減に作ったのにとてもジューシー。
タメネギは炒め、ミルクに浸したパン粉、
溶き卵やハーブを肉ダネに加えるといった
細かな味付けをしなかったけれど十分に美味しい。
「いい加減ロール・キャベツ」、成功だった。