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失われた眼窩の煌めきに
止まる電車の
線路の先に散る艶々しさを
集められた袋の向こうから
世界を見上げている眼球の煌めきを
あなたは知るだろうか
サイレンと悲鳴と
遅延に苛立つ舌打ちと
生のしがらみから放たれ死出の地獄に発つ
それはあまりにも自由で
虚構の安寧を描き
平和を嘯きながら牽制をし合い
いつ崩れるかわからない地盤の上で
作り笑いの顔写真をたたえる
あなたとは無縁の境地だ
例え僕が死んだとて
世界は何
世界の彩度が落ちてから、僕は何が出来ただろうか
部屋の汚さと精神状態
変則シフトの泊まり込みが常である事、
加えて元来のカテゴリ分け・優先順位づけの下手さ、
収集癖のせいで部屋はいつも荒れている。
机と椅子はあるにせよ、そこにたどり着くまでに幾つも山を越えなければいけない惨状だ。
必然的に活動拠点はベッドの上にならざるを得ず、ベッドを中心に巣が形成されていく。
先日思い立って買い置きの食料品を断捨離したが、賞味期限の数年過ぎたチョコレートがいくつも出てきて辟易した