我が家に人が来るようになって与えられた5つの恵み
先週末は教会の掃除当番にあたっていたので、「家の教会」によく来る方々と協力してお掃除をしたあと、最近あった嬉しかったことや、お互いに祈ってほしいことを分かち合う時間を持った。
ホームパーティー向けの簡単なメニューを紹介するぞ!と言って早速noteを立ち上げたものの、この数週間、我が家で食事をする機会が減っている…。
せっかく立ち上げたので、家で食事をしない日も、「来客があることの恵み」について、共有してみようと思う。
①定期的に来客が来るようになると定期的に部屋を「初期化」できる
私達は基本的に土曜日の17:00-19:00に「家の教会」の時間を持つようにしている。
来客があるのはその時間だけ。
私達夫婦は共働きで子どももいないので、掃除は基本的には気づいたらやる程度だけれど、土曜日の来客前が一つのいいタイミングになっている。
掃除といってもすごく簡単な掃除。
A. 掃除機をかける
B. キッチン/リビングのフローリングに雑巾をかける
C. トイレ掃除
D. 洗面台の掃除
E. 洗濯物干しをリビングから奥の部屋に移す(生活感w)
F. みんなで集まる畳の部屋に机と座布団を出して並べる
こうやって書くと、本当に大したことをしていない笑。
夫と協力してやれば30分くらいで初期化(リセット)できる。
普段、あまり、丁寧に掃除していないこと自体ちょっと恥ずかしい…。
でも、一人暮らしのときはこのリズムを作れなかったので、来客があるというのは本当にいい刺激になっている。
とはいえ、夫と日頃から話しているのは、「オープンな家庭にしたい」ということ。
ハードルを下げるために、完璧さではなく、「散らかっててごめんね」と言いながらでも、人を招くことのできる人になろうと話している。
(自分も不衛生はいやなので、掃除はするけど、生活感はご愛嬌としたい)
②週末のリズムができる
①と似たような話だけれど、とにかく週末のリズムができる。
私は朝、一旦アクセルを踏むと夜も遅くまで外で遊んでしまう。
途中で家に帰るという選択ができず、すっかり疲れ切ってしまう。
家にいたらいたで、1日中寝ていたりして、「今日も無駄に過ごしてしまった」などと後悔してしまう。
友達と遊びに行くこともあるけれど、毎週とはいかないので、結婚するまでは、度々つまらない週末を過ごしていた。
「家の教会」という形で決まったタイミングで来客がある、という予定ができた今、準備時間まではのんびり過ごし、来客とともに夕ご飯は家で食べるようになった。
家にいても誰かが会いに来てくれるというお楽しみができたのだ。
2時間の会と決めて定期的に開催するので、お互いに負担も少ない。
週末に仕事が入ってしまったり、体調を崩して迎えられない日もあるけれど、私にとっては楽しい週末の予定になっている。
③家族が増える感じがする
私は自分の家で人がくつろいだり、安心している姿を見るのが好きだ。
夏に遊びに来た友人は家につくなり、昼寝をしていた。
そういえば、新しく知り合った人とストレスのない沈黙を過ごすのも好きだ。
つまり、私と一緒にいる人が、気を使いすぎたりせず、一緒にのんびりできているなぁと感じられることが嬉しい。
家族のように、信頼したり、安心できる人が増えるような気がするのかもしれない。
④普段の生活とは違う考え方や行き方にふれられ、世界が広がる
私は仕事の世界やコミュニティの考え方や価値観に翻弄されてしまう。
いいことも悪いこともすべてその世界だけの視野になってしまう。
でも、世界にはいろんな考え方で、いろんな生き方をしている人がいる。
私が気にもとめないことで悩む人もいれば、困難の中でも喜び、感謝を持って生きる人もいる。
若い人もいれば、年配の人もいる。
話し方も興味も大切なものの優先順位も違う。
色んな話をする中で、今の自分の環境が当たり前ではないと気付かされる。
世界は「ここ」だけじゃないんだ、と目が覚める。
比較して、焦ったり、安心するわけではない。
ただ、いろんな方との交わりを通して「わたしだけじゃないんだ」「みんなそれぞれの人生を生きているんだ」と慰められるような気がする。
⑤小さな幸せが増える
何度か来ていた子どもたちが慣れてきて自分の家のようにトイレを使う。
みんなでご飯を食べて、食事を楽しむ。
一緒に祈っていたことの進展を分かち合ってよろこぶ。
悩んでいることをともに祈る。
一人では他の時間に費やしてしまいそうだけど、みんなで集まるから、一週間の中で嬉しかったことを思い出し、神様に感謝をすることができる。
損得ではない喜びを分かち合うことができる。
どれも取るに足りないことで、格別の幸せではないかもしれない。
でも、一人では見過ごしてしまうようなちょっとした幸せ。
自分が「祈りたいこと」を誰かが私のために祈ってくれるなんて、なかなかない。
「あのあと、どうだった?」と声をかけてくれたりする。
一人のほうが楽なこともあるけれど、誰かと立ち止まるからこそ見える幸せもあるかなと思う。
⑥自分も他人を頼れるようになる
私達が家に人を招くことが苦にならないもう一つの理由は、来客のサポートがあるからだ。
有志で食事もおかずを持ってきてもらったり、おやつやお誕生日にはケーキを持ってきてくださる方もいる。
私が丼物のような簡単な食事の準備をすることもあるけれど、
食べ終わった食器はゲストたちが洗って、拭いて、片付けてくれる。
私は現場監督として近くでおしゃべりをしているか、待っている他の人とお話をしていることもある。
みんなでやると本当にあっという間に終わるんです!
家族のように接するからこそ、家の事も手伝ってもらうし、困ったときには私達も助けてもらう。
見栄を張らずに助けを求められる関係は地元から離れて暮らす身にはありがたい。
こまごまと上げれば、もっとたくさんの恵みがある。
神様に感謝したいと思う出来事がある。
でも、それはまた別の機会に。
今週もあなたの上に神様の豊かな祝福がありますように。