膝学・・・膝が痛いを治していこう⑤
『一体どこが原因なのか、話を聞く程度でわかることは区別していこう』
このあと紹介する『膝を動かしやすくするスリーステップ』は、誰がやっても膝関節の関節運動が改善されるので、動きのアンバランスを取り除いて動きやすくなります。だから痛くない人がやっても足が動かしやすくなります。
目標は『できる限り自分で治してみよう!という気持ちでチャレンジして、痛みのない生活を取り戻す』なので、膝関節以外の部分を対策しないといけない場合は今痛みを感じる膝だけでなく、その弱っているパーツを整えていくことももちろん必要です。軽い調整運動は一緒に説明しますから、できるようになったら痛くない範囲でどんどん活動を増やして、再発させないようにする工夫も必要です。
それをしないから、いつまでも痛いままや、痛いのがたびたびぶり返すということになります。
そもそも事故やケガ以外の方は、結局筋力低下があるのに気がつかず、負担が痛みとして出てきているので、痛い場所や痛いポーズなどの組み合わせが今一つわかっていない方が多いです。分析できていたら筋力低下なのにも気がつくハズなので、ほとんどの方がわかっていないということなのです。ゆっくり落ち着いてチェックしてください。
Q&Aで確認する膝の状態
自分で治せるレベルか、念のため調べてもらうのがいいか、さっさと整形外科を受診するのがいいかを、確認していきましょう!以下はあるくらぼ歩行研究所に膝痛相談に来られた方には一通り聞いていく内容です。
質問①
夜寝ている時も痛くて、眠れない。立ち上がれない。
YES:明日にでもすぐ整形外科を受診しましょう。整骨院とかではなく整形外科で画像診断を含め調べてもらいましょう。どこの部位でも夜間に眠りを妨げるような痛み(夜間痛)はなんらか対処して眠りを確保できるようにしなければなりません。寝不足で二次被害(転倒とか)が引き起こされます。本の続きはやってもやらなくても大丈夫。きっと病院で同じように聞かれますから!
立ち上がれないという時は物理的に何かが起きている可能性があるので(神経損傷・半月板損傷とか)、明日にでもすぐ整形外科を受診しましょう。なるべく動かさないのが賢明です(痛いし)。
NO:寝ている時は痛くなくて、しっかり眠れていますね?そして立てるわけですね?
OKです、次に進んでください。
質問②
膝や膝の周りに他より熱いところがある
YES:高確率で炎症があります。明日にでもすぐ整形外科を受診しましょう。この場合、注射で炎症止めを打ってもらう方が早く熱がとれ動かしやすくなることが多いです。診ないとわからないのでしっかり医師に相談してください。
NO:熱いところはないのですね?
OKです、次の質問は次回に続く!
病院に行かないといけないのをほっとくのが、治らない原因の一つです^_^
そして整形外科じゃないとこに行っちゃうのも、残念ポイント。
でもそれ以外はだいたい自分で何とかなります。むしろ自分にしか何ともできないです。変なクセから卒業することも、毎日リセットすることも、自分にしかできません。
可能性はシッカリ判断して、画像診断は活用しましょう!
では次回をお楽しみに!
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