ホメオパシーではこれも「症状」?
ホメオパシーではこれも「症状」?
あなたの「症状」はとても大切です
ホメオパシーでは、病気からくる「症状」ではないものも、「症状」として考えられています。
そういったことはレメディを選ぶときにとても大切な要素でもあるからです。
あなたがどんな人なのかというものに通じるものです。
あなたがどんな人なのかというのは、ホメオパシーではとっても大切なんです。
裏を返せば、あなたがどんな人なのかというのはどんな場合においてもいつでも大切なことなんだと感じています。
さらに自分のことを自分自身で知ることは、どんな場面においても大切で有効なことだと感じています。
ホメオパシーの通訳を通じて、また断食会のスタッフをしていたとき、医療事務の医療秘書として患者さんのカルテを入力していた時、どの場合を通しても人はそれぞれ違うことを感じていました。
そして、そういった違いはいい悪いではなくて、単にそうなんだというだけなんだというのも感じています。
きっと自分がどんな人間なのかはあまり語り合うことはないかもしれませんが、話してみると大きな違いがあって、びっくりすることもあります。同じだ!と分かって嬉しく感じたりします。
感性が似ている人と一緒にいることはとても嬉しく、楽しく、幸せなことだなあと感じます。
病気由来の「症状」以外の「症状」
ホメオパシーでは様々な事柄が「症状」です。
例えば、ゆっくり座っていることが難しくて常に何かしていないと落ち着かない、というのも「症状」です。
何事もなくバランスが取れている時には、常にやりたいことが浮かんで、座っている暇なんてないくらい楽しくてたまらない!どんどんとやりたいことに取り組むことができる、といい方向に働きます。
何事もじっくりと考えてからでないと動けない、なかなか実行に移すことが難しいという私みたいな人間には羨ましい限りです。
しかし、何かのバランスを崩したりすると、居ても立ってもいられない、焦燥感ばかりが先立って、食事もまともにゆっくり食べることができない、という方向に出てしまうこともあります。
そうすると、やりたいことにじっくり取り組んで向かっていくことも難しくなっていきます。家族と過ごす時間をまともに取れなくなったりします。そういったゆったりした時間を過ごすと酷い焦燥感を感じるからです。
こういった状況になることは決していいことではないでしょう。
その人が抱えている困った症状とこういった生来持っている「症状、兆候」がつながっていることも少なくありませんでした。
そのために、こういったことが「症状」と考えられています。
クラシカルホメオパシーでは、このようなあなたがどんな人かを示す症状も伺うことでレメディを探します。
本人がもともと持っている性質が良い方向に働き、本人がやりたいことをイキイキとすることができるよう心身共にバランスが取れた状態になることを目指します。
「健康」な状況というのは「病気がない」だけではなく、本人がやりたいと考えていることに取り組むことができる状態だと考えられているのは、こういったことからです。
どんな「症状」が自分にはあるか、知っていることはきっと役立ちます。
その「症状」が悪い方向に向かわないように、ケアできるのはあなた自身です。こんな「症状」がある自分を責めず、自分を労わりましょう。
それが良い方向に働くためには、何より自分に優しく接することがきっと良いと思います。
ぜひ、どうして私は今、こんな「症状」が出ているんだろう?と自分に注意深く目を向けてください。
小さな喜びを探してみましょう
やりたいことがわからない、自分がどんなことが好きかわからない、という状況になっている方もきっと少なくないと思います。
それも「症状」と言えるかもしれません。
どんな小さなことでも、やっていて楽しい、これが好きだ、これをしていると時間が立つのを忘れる、といったことが小さい時にはあったのではないでしょうか。
いつしか…これをやってもお金にならない、こんなことよりも勉強をしなさい、何が面白いの、それよりこっちをやりなさい、と押さえ込んできたかもしれません。
そのメッセージを伝えたのは周りの大人かもしれませんし、自分自身かもしれません。
どんなことでもいいと思います。
人より秀でていなくても、お金にならなくてもいいんです。何をするのか好きか、自分がどう感じるかを大切にしてみてくださいね。
きっとどんな小さなことでも、自分の「好き」は幸せにつながっています。
ちなみにこのnoteのイラストは全部私が描いています!
これも離婚してから、自分に向き合うなかで見つけた私の「好き」なことです。
自分の「特性」が見えてくれば、それを大切にしてイキイキとした生き方を選択することができるようになっていくのではないでしょうか!
表裏一体!
子どもを育てていると、良い悪いは表裏一体だなあと感じることがよくあります。
私の息子は自分で決めることがとても得意で、自分で決めたことはしっかりと実行します。
本当に素晴らしいのですが、時に親にとって思わしくない方向に働くときは一切変更がききませんし、他者に一方的に決められたことに対する反発が大きくあります。
そういった特性も分かっていれば、上手に付き合っていくことができます!
息子には事前に予定を話して、自分で決めてもらえる範囲は決めてもらったり、こうでないと困ることは前々から話をしておいて、記憶通り予定の物事が進んでいくという心地よさがあることを大切にしています。
そして、息子に向けるのと同じような注意ぶかい目を自分に向けることも心がけています。
自分に対してケアフルになって、自分を大切にケアすることできっともっと幸せに生きられるようになる!と感じています。
次回は、レメディに載っているという「あなたがどんな人なのか」ってどんなふうに載っているのかを紹介したいと思います。
ホメオパシーのとても興味深いところです!
火曜日と金曜日の午前中にUPします!