もっと深いホメオパシーの話の発信を始めます。
有料記事を始めます。
これまでたくさんの方にホメオパシーを知ってもらい、興味を持ってもらう事を目指してnoteを書いてきました。
何よりも、自分にもっと目を向けて自分をケアして、より健康的に生きることでより幸せな人が増えてほしい、という気持ちからnoteを始めました!
有料記事では、ホメオパシーをすでに知っておられて実践されている方、ホメオパシーに興味があって学びたい方、様々な治療をされている方向けに、私の経験したS先生の診察の様子をお伝えしたいと思います。
きっと、さまざまな例を知ることは、多くの患者さんと接するうえで役に立つのではないかと思います。
ホメオパスとして30年以上の経験をお持ちだったS先生の叡智をお伝えしたい、彼の遺志を継ぎたいという気持ちでいます。
S先生
S先生はヨーロッパのある国の屈指の大学をトップの成績で卒業され、世界的企業専属産業医の外科医として働いておられました。
医師として働く傍ら、学生時代に出逢ったホメオパシーの学びを深められて、ホメオパシーでの診察もされていました。
30歳のときにホメオパシーだけでの治療に確信を持たれて、外科医ではなくホメオパスとして生きることを選択された熱い志を持ったお医者さまでした。
東洋医学や中医学、鍼灸も学ばれていたので、脈診もされていました。
日本へは定期的に自費で来られていました。
それは、日本人の持つ感性に感銘を受けてのことでした。養生という考え方、食べ物で身体を整えるという思想、日本人が知らずのうちに身に着けている感覚がホメオパシーにどれほど通じるかと感銘を受けたからでした。
たくさんの方にホメオパシーを知ってもらい、ホメオパシーで治る経験をした人が増えることできっと医療も変わってくるとS先生は信じておられました。そして、それを通して、ホメオパシーに興味を持つお医者さんもきっと増えると仰っていたのを思い出します。
医師でもあったS先生は本国で数多くの患者さんをみられるなかで、ホメオパシーだけではなく、西洋医学との連携もとって、一刻も早い処置が必要な場合にはすぐに必要な治療が受けられるようにされていました。
S先生は、ホメオパシーは本当に人を癒すことのできる素晴らしい道だと確信を持っておられました。だからこそ、人体や病気の専門的知識を持った医師がホメオパシーを学び、重篤な病や緊急性を要するかどうかを判断しながら治療をすることのできる世界を目指しておられました。彼はいつでも学びたいという医師がいらっしゃれば、自分のホメオパシーの知識と経験を伝える気持ちでおられました。
日本でも、ホメオパシーがどんな医療なのか、ホメオパシーがどんなに素晴らしいかより広く知られて、ホメオパシーで治った経験をした人を増やすこと。それと同時に医療としてホメオパシーを学びたいという医師を増やすこと、それを同時に進行していくことを目指していました。その両方の必要性を感じておられました。
S先生の遺志から、私は医療従事者の方がホメオパシーを知ってくださること、学んでくださることを願ってやみませんが、それと同時にホメオパシーがもっともっと私たちの身近なものになることも何より望ましいことです。
ホメオパシーって素晴らしい!と感じて利用する人が増えて、治る人が増えていくことは、きっと医療全体をより良い方向にガイドしてくれると思っています。
医療としてのホメオパシー
現在、医療の世界でも転換期を迎えていることを感じています。
量子力学の発展とともに、ホメオパシーの理解も深まっています。
ホメオパシーが世界でどのように受け入れられているか、どれほど素晴らしい「医療」であるかが広まれば、まさにホメオパシーはこれからの新世紀の医療となるものです。
私自身はいち患者の立場として、ホメオパシーが西洋医学をはじめとしたそのほか様々な医療や自然療法と連携をとることができて、その人それぞれに合ったアプローチで治療が進められる世界になれば、本当にうれしいと感じています。
私はこんな気持ちで通訳をしていました
S先生はとても人気のホメオパスでいらっしゃったためお忙しく、執筆や弟子を取られたり、教えることよりも、患者さんの診察に情熱を集中されていました。
まだ通訳を始めてまもない頃に、S先生にホメオパスを目指す人はどうやって学ぶのか聞いたことがあります。
プライバシーを守るためにも、リラックスして診察を受けてもらうためにも、誰か学びたいと思う人でも、あなたのようにずっと同席して一部始終を見るということはほとんどないんですよ。少なくとも私はそんな経験はありません。だから、あなたは私の一番弟子のようなものですね。
そう仰ってくださったことがあります。
私もホメオパシーを学びたい、どうやって学んだらいいですか?という質問には、自分から学んだらいい、教えるから何も心配はいらないと優しくおっしゃってくださったのも忘れられません。
その先生の傍らで通訳をしながら、自分の力量不足に診察の一部始終を観させていただくのが私でいいのかと落ち込むこともありましたが、毎回が学びであふれていました。
たった3年だったことは今でもとても悲しいです。もっとS先生からたくさん学びたいことがありました。
S先生が亡くなられて10年が経ち、今の私に出来るのはホメオパシーの診察の中で学んだこと、この経験をできるだけ多くのホメオパシーや様々な分野の治療に携わる方に伝えることではないかと感じます。
医療従事者でもなく、ホメオパスでもない私が言えるようなことはとても少ないのではないかと思います。
私が経験したことのなかから、大切なものを見いだしてくださり、実践につながることがありましたら、それが何よりも私の望むものです。
何か少しでもヒントになれば幸いです。
読んでいただければ幸いです。
有料記事にしましたのは、ホメオパシーの理解を前提にするものになるかと思いますし、ホメオパシーのことを学びたいという方に読んでいただきたいと考えたからです。
ホメオパシーを学ばれている方はもちろん、お医者さんをはじめとする様々な治療をされておられる方も、もちろんどなたでも、私の有料記事を読んでいただけるのであれば、とてもうれしく思います。
どうぞよろしくお願いします。
有料記事は2週に1回、日曜日の午前中にUPしたいと思います。
2024年11月3日(日)より始めたいと思います。
これまで通りの投稿も火曜日と金曜日の午前中にUPします!