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VOL.89 組織形成を考える

生産性の高い仕事をしていくには「人」が必要だ。一人でやれることには限りがあるし、必ず協力者が必要になる。どのようなチームを形成するかによってクオリティーに大きく差が出る。僕は何千人という大規模な組織をまとめられるスーパーマンではないので、今回は2桁レベル数での組織形成論について書こうと思う。

結論から言うと「裏切らない人」でチーム形成すべきだ。例えるなら雪山で遭難しそうになった時に、自分だけ助かろうとする人よりかは、不器用なやり方でもいいから、手を差し伸べて、引き上げてくれて、一緒に生き延びようとする人だ。

よく中途採用面接で、ビズリーチのCMのような「この経歴とスキルであれば問題ない」みたいな会話をしがちだが、僕からすると疑問だ。いつか”金”で他社に行くし、辞める時は次の会社が決まっているから、自分のタイミングで退職日を設定する。引き継ぎなんて関係ない。まさに自己中。という将来イメージが沸いてしまうからだ。偉そうには言えないが、大体当たっている。

裏切らない人、信頼できる人、仕事ができる人。こんな三拍子揃った人は少ないし、そもそも転職などせずに、様々な場所で活躍の場を広げているはずだ。だから僕は最初は30点~40点くらいのスタッフ形成から始めるようにしている。正直、地頭は良くなく、教えるのに手間がかかり、大変だ。しかし、5年後という近い将来を見たらどうだろうか。大体の人間は正しい努力をすれば、70点くらいまでは到達する。信頼できる70点のスタッフが多くいたらどれだけ素晴らしいことか。逆にスキル重視で、5年間働くスタッフは「0」で入社しては他社に取られ、また振り出しに戻るチームよりかは、よっぽどマシだと思う。

皆んな仕事になると急に真面目になって、チーム形成の際は技術面に目が行きがちだ。今のスキルを優先させるべきではなく、将来を見据えた人間性を重視すべき。マネジメントは本当に難しくストレスが溜まる。それゆえに、マネジメントができれば貴方の大きな武器になる。人を管理することに明確な答えはないが、これからも考えていきたい。では、また。ほまれ。

#情報  #価値 #本質 #営業 #マネジメント #組織形成



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