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urema & Seebirds Release Party『∞』+『Membrane』『重力と意識』紹介


間が空いてしまいましたが、6/4、新宿NINE SPICESで行われた関西で活動中のバンド、uremaSeebirdsのダブルレコ発ライブに行きました。告知のwebフライヤーや映像も力の入った素敵なもので、ライブ・音源ともに企画が発表されてからとても楽しみにしていました。

どちらもライブを見るのが2回目だったのですが、やっぱりとにかくすごかったです。

Seebirdsはパソコンと同期しながらの演奏でキラキラした印象を与えつつ、生の音の気持ちよさが素晴らしかったです。
ボーカルの高橋さんの「シャボン玉のようにいつかパチンと弾けて消えてしまうから最後まで綺麗でいたい」という言葉通り、とても綺麗な歌声と音楽で心奪われました。サウンドクラウドで聴いてからずっと聴きたかった『小さな泥棒』はイントロを聴いた瞬間から目頭が熱くなってしまいました。

uremaも今年の1月に新代田FEVERで初めて見たぶりだったのですが、本当に圧倒的で心奪われ唖然としてしまうというか、身体が金縛りにあったみたいに動けなくなるくらいです。アンコールでMVになっていて好きになったきっかけでもある『さむいさむいこおりのなか』を聴くことができてすごく嬉しかったです。

フロアは満員でみんなこの2バンドの新譜を楽しみにしてきていたんだなあと思いました。


レコ発なのでCDの紹介も。

まずはSeebirdsの新譜『Membrane』です。

5曲入り1000円のCDなのですが、アートワークのこだわりが素晴らしくて1000円でこれだけの良いものを提供してもらえるの!というくらい素敵です。CDを取り込む前にじっくり眺めてしまいました。素敵すぎるのでぜひ手に取っていただきたいです。

一部写真でご紹介。

儚くやわらかくもどこか寂しい印象のジャケット。紙の手触り感が落ち着きます。

なかはこんな感じで盤面も素敵です。

こちらは歌詞カードなのですが、一曲ずつ一枚のトレーシングペーパーに印刷されています。『Membrane』は『膜』という意味で、言葉のイメージ通りの透け感です。それぞれ曲ごとに色や印刷の仕様が違っていてじっくり目を凝らして消えていく文字を追いながら音源を聴いたりしました。

私は4曲目の『Fraud』が一番好きでたくさん聴いてます。ゆったりとしたメロディーと切ない歌詞。楽器とコーラスの重なり具合などが本当に綺麗です。「翡翠の海を泳ぐ」という歌詞のようにどこか身体がここにないような感じがしてきます。
高橋さんの音楽は絵で例えるなら印象派みたい。心が感じる時間や光の移ろいのニュアンスが音や言葉になっているなと思います。

大阪のFLAKE RECORDSで通販もできるので、ライブに行けない方や、いち早く手に入れたい方は利用してみてください。(送料がなかなかアレなのですが…。)もちろんライブにも行ってもいただけるとより一層Seebirdsの音楽を体感できるのでぜひ足を運んでいただきたいです。


uremaの新譜は『重力と意識』という一曲で、ダウンロードシートになっていました。印刷されているビジュアルが意味深です。

(画像は公式twitterより)

5分とは思えないほどなんだか長い時間聴いているような感覚に陥りました。静かなメロディーかと思いきや一気に変わる曲展開に翻弄されつつも心の琴線に触れてくる歌詞に意識がとらわれる曲です。トレーラーもあるので見てみてください。



聴き込んだ状態でまた2バンドのライブが見たいです。uremaは7月にまた東京・下北沢でライブがあるので楽しみにしています。

それでは。


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