友達が来た!
SNSでの長年の友達が、ご夫婦で、この街を味わうだけのために日本から遊びに来てくれた。びっくりした。1日くらいかなって思ってたのに、ずっと滞在してて、私が過ごしたこの街の1年を追随してくれた。そのSNSは閉鎖になっちゃったけど、こんな出会いもあるんだ。だって、私、ほとんどコミュ障だから、日本人の友達の数は2.5人。中2からの友達が1人、0.5人はジム友さん。でも、ジム以外ではほとんど付き合いがないから、半分の0.5の友達、そして、今回、来てくれた彼女が2人目。大学でも、社会人になってからも、ママ友もできなかったというか、一緒にいて楽しくない人ばかりしか、約50年の間、会わなかった。
私の友達の定義
1 いい人
2 話していて、アレルギーが出ない(会話してると、喉がつまり、咳こみ、喘息の発作が出ない人)
3 ケチじゃない(お土産やプレゼントが、いつも心がこもってる)
4 話してると刺激をもらえる
5 私が彼女のためなら、役に立ちたいと心から思え、実際行動する。
まあ、私も春に彼女のために、マラソンの応援にロンドンに行った。私は彼女のためもあるけど、40年ぶりのロンドンが見たかったのもあった。だけど、もしかしたら、今回、彼女もそのお返しかも。
私が一番好きなレストランを予約したら、シェフからメールが来て、バカンス中ってことだったので、フランス人から一番評判のいいレストランを予約した。お店の前で待ち合わせ。安いし、美味しくって、サービスも良くて彼女も大満足。
それから、街の顔のカテドラルに行き、330段を登って街を見渡し、一つ一つ説明した。彼女は、翌日、私が仕事の間、全部回ったという。
それから、日本と縁のある公園に行った。大正天皇と昭和天皇、お手植えの大銀杏がある。街の人が、葉っぱ一枚捨てることはないほど大事にしてるんだよって話した。
夜は、私のアパートで、ピノ・ノワールとクレマン(シャンパン)、チーズやハムで軽食会。
友達っていいなあって、心から思った。彼女こそ、私の「お金を借りる人」の中に出てくる、私がアパートの敷金を用意できず、苦しんでいた時、日本から送金しようかって申し出てくれた友達。