私の金髪を返して…

　今日、美容院に髪の根元だけ染めに行ったら、全部黒くなった。改めて、日本とフランスのカラー剤が全く違うことに気が付いた。
　フランスでも、根元だけ染めてもらうんだけど、本当に、根元しか染まらない。綺麗な金髪は残る。日本だと、かなり明るい色で染めないと金髪は残らないことがこれで、判明した。
　
　残念で、地団駄ふんだ。せっかく、note仲間が、金髪いいよって言ってくれて、自信を持てたのに(「金の髪、銀の髪」)。
　少し落ち込んだけど、この髪の色、アジア系ミックスのエステル(「鯨、食べていませんから」)と同じことに気が付いた。
　もう、失くしたものを悔やんでもしょうがない。前向きに生きて行こう。
　森高千里55歳みたいに、生きていこう。吉高由里子みたいに真赤な口紅をつけよう。黒に映えるはず。世界中で、戦争が起きてる現在、髪色で落ち込む61歳は本当に愚の骨頂。地道に生きて行こう…。これで、日本のおじさんたちも満足だろう…。日本は想像以上に保守的ってわかったし。
　うちの家族は、私の金髪気に入ってたからがっかりするだろうな。特に子供は、前から、私の日本の美容院に不信感をもってたから、「だから美容院、変えなと言ったのに」と悔しがるだろうな。
やっぱり、ため息がでる…。

　これからどうしよう。日本でしか美容院行かずに、これを維持するか、それとも、フランスでしか美容院行かないことにするか。ミックスはできないって気が付いた。

　今夜もまた、仕事が終わらず徹夜になりそうなのも腹立たしい。