note、2ヶ月
note、2ヶ月目は、人生の振り返りと、自分の気質に向き合った。鬱と適応障害の違いや、鬱やストレスは、個人の意思決定の機能をのっとり、不合理な指令や指示を出して時には死に至らせる怖さを知った。同時に気がついたことは、みんな、この病にかかってしまう社会構造が、日本にはあるってこと。逃げる場所がなく、乗り越えるしかない。乗り越えられない人を嘲笑する人ほど、本当は、自分が乗り越える能力がないって気づいていない。乗り越えたいから、ストレス抱えてしまったんだよ。苦しいんだよ。
そういうわけで、鬱や適応障害になるってことは、当然の帰結であって、一定の知能があり(上位10%)、常識があれば、かかってしまう。
風邪と一緒で、馬鹿はかからないことを知ったよ。
毒親が原因の場合もあるって知った。馬鹿な親から、上位10%の知能を持つ子が時々生まれてしまうこと。うちもそうだったけど、私の親は馬鹿過ぎて、病気だったのもあって簡単に打ちのめすことができそうだったので、面倒くさいし放っておいた。まあまあ優秀な馬鹿親の場合は、辛いだろうな。
うちの子は、小6の時に、馬鹿親(なんと、私?!)に馬鹿と気がつかせるため、二カ月間、毎晩毎晩、朝5時まで、「お母さんのせいで、小学校でこんな嫌な目にあった」と怒鳴り続けた。仕事で疲れ切っている身体に、大体夜中12時から延々と朝5時まで子供の怒りは続く。かなり理不尽な言いがかりもあったが黙って聞く。途中寝ようものなら、寝るなーと怒鳴られる。夫は忙しく、朝6時に帰宅するから、子供の怒りは5時に終わる。怒りの対象は私だけ。かなり、理不尽で嫌らしい…。子供なんてそんなもの。朝7時になると何食わぬ顔で、小学校に出かける。
二カ月、毎晩毎晩、子供の怒りは続く。眠らせてもらえない苦しみから、辛くて、廊下に置いてあった灯油缶の灯油をかぶったこともあった。子供は薄笑いを浮かべて、火をつける勇気もないくせにと言い放った。はい、仰せの通りですと、心の中で呟き、必死に拭き掃除…。
小学校の卒業式の頃、収まった。かくも、子育ては命がけとは。この間、子供も寝なかった。親を乗り越える儀式?!