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【第四章】うつ病の人生を楽しいと感じたとき


新たなる出発

7月…セミがうるさい中、僕はふたたび予備校を訪れた。正直、不安はある。また、パニックになるんじゃかいかと。


そんな不安を抱えながら自分の教室に行く。
すると、そこで親友が待っていた。


「よお、来たか」「もうすぐ他の友達来るで」
それを聞いた僕は「人見知りやけど大丈夫かなぁ」と言ったが、親友は「大丈夫。大丈夫。」と笑っていた。


出会い

そこへ、男の子二人と女の子二人が来た。
「こんにちは!これからよろしく!」
全員気さくでいい人だった。30分程話し完全に打ち解けた。


みんな本当に性格のいい人ばかりだ。


親友と僕はクラスが同じだったが、その4人はクラスは別だった。


午前の授業が終わると予備校の休憩室に行き、また皆んなで喋った。午後の授業が始まり17時に終わると、みんなで自習室に行き3時間程勉強した。


帰り道

自習が終わり帰宅の時間になって帰りながら各々の志望校について話した。私大、国立理系、国立文系、公立、医学部、皆んなバラバラの志望校だった。


バラバラなのに、まるでクラスが同じかのように会話しているのが面白い。帰り道では、いつも決まった小道でずっと話していた。


「551の豚まん買ってくるわ」あまりに長いこと話すのでK君が腹ごしらえに豚まんを買いに行った。みんなで熱々の豚まんを食べながら帰宅時間ギリギリまでわいわい話し、解散。


そして、帰宅すると御飯を食べ、風呂に入り、0時くらいまで勉強して寝る。こういう日が続いた。


いつもと違う日常

そんなある日、いつも通り予備校に行くとA子ちゃんが来ていなかった。


僕は親友に「A子ちゃんどうしたん?」と聞いた。「ちょっと体調悪いみたい」親友は答えた。


なんかもやもやする。


心に引っかかるようなものがある。


A子ちゃんが予備校に来なくなって寂しいという感情があった。


数日後A子ちゃんが予備校に戻って来て顔を見た時、この子のことが好きなんだという事を僕は確信した。7月の終わり頃だった。


最後まで読んで下さりありがとうございます。

今回はうつ病に関しては全く書きませんでした。

薬が多くて麻痺していたのもありますが、本当に最高の友人に囲まれ、毎日笑っていたので、しんどいという気持ちにはほとんどなりませんでした。


素晴らしい友人に囲まれて本当に幸せでした。
感謝の気持ちでいっぱいです。


どういう感じで書くかはわかりませんが、第五章も書いていきたいので、皆さんよろしくお願いします。


では、また次の記事でお会いしましょう。

またね〜!See you again!


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