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言うほどじゃないが、言っておきたい小さな悩み事①|鍋パはいつも寄せ、キムチ
たいしたことないじゃんと思われるかもしれないが、ちょっと言っておきたい僕の悩みを打ち明ける。その1だ。おそらくこれから、またでてくるのであろう。小さな悩みが。
鍋パの開催
鍋パとは、鍋パーティーの略称である。この時期になるとどうしてもやりたくなる。ただただみんなで鍋を食べるだけ。
これがものすごく楽しいし、みんなで作った鍋はどんなものもおいしい。
こんなパーティーを考えた人は天才か。
冬になるとつくづく思う。
しかし、僕には鍋パに関して小さな小さな悩みのタネを持っている。
鍋パの鍋のネタ
鍋パをしようとなると、当然みんなで何鍋を作るかの話し合いから始まる。
僕が抱えているのは、このタイミングでの悩みだ。
みんな寄せ鍋とキムチ鍋が好きすぎる。レパートリーが少ない。。
好きな鍋世論調査を取ってみたいものだ。おそらく8割以上が寄せ鍋、キムチ鍋であろう。
僕は、寄せ鍋もキムチ鍋も大好きだ。だったら、それでいいじゃないかと思われても仕方がない。
しかし、、これにこそ問題があるのだ。
寄せ鍋、キムチ鍋が好きだからこそ言い出せない。他の種類の鍋が食べたいと。。
個人的美味しい鍋ランキング
1位 トマト鍋
トマト鍋という言葉を聞いたことある人は少ないだろう。
トマト鍋とは、ベースがトマトスープで、その中に、鶏もも、ソーセージ、ブロッコリー、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ほうれん草、、などなど具材がいっぱい入っている。
鍋というものの、洋風な感じの仕上がりになる。毎日食べても飽きないし、なんてったって栄養価が高い。
こんなに野菜が入ってるし、そもそもベースがトマト。
これは、多くの人に食べてもらいたい至高の逸品だ。
鍋パの場合、必ずシメの鍋もする。トマト鍋でもできるのだ。お米を入れて、その上からチーズをかける。
一瞬で洋風トマトリゾットの出来上がりだ。チーズとトマトの相性の良さは言うまでもない。食べた瞬間、口の中は一気にヨーロッパへと場面展開する。
食べる旅行とはまさにこのことだ。(初めて使った言葉かも)
2位 ごま豆乳鍋
これは、The・和風といった感じのよくある鍋。寄せ鍋に入れる具材とほとんど変わらない。ベースがごま豆乳になっているだけだ。
これは、最初に食べた時、
なんだコレ、、美味しすぎる。。
と思った。
食べた瞬間、ごま豆乳が体に染みわたる。心も体も温まるとはまさにこのことだ。
寒い日に食べるごま豆乳鍋は別格。
少し難点なのは、シメがわからないということである。ごま豆乳鍋の素の作り方の面には、カルボナーラにすると美味しい、と書かれている。
まだ試したことはない。
しかし、ごま豆乳鍋と相性バッチリ!と感じるものがある。
それは納豆だ。
えっ、、と思う人が多いだろう。しかし意外とマッチする。だまされたと思って食べてみて、こんな言葉はかけない。
食べたら分かる。その言葉で充分だ。
不思議と、納豆をかけたご飯がどんどん進む。
自分でもびっくりするが、1食で納豆を2パック開けたこともある。
鍋は2強の時代
僕は、今までこの2つの鍋を超える鍋に出会ったことがない。
ものすごく高級なものでだしを取った鍋はどうなのかと言われれば、わからない。けど、こんなに庶民的で、至福の時間を味わえるのは、この2種類の鍋に相違ない。
正直、この2種類の鍋とお米と納豆さえあれば今年の冬は乗り切れるだろう、
そんなことを思う僕は愚かなのか、
でも、それくらい美味しい。
ありきたりの文章だが、多くの人にトマト鍋とごま豆乳鍋の美味しさを知ってもらいたい。
がっかりする現実
いろいろな人と話していると好きな食べ物の話になったりする。
自分は、料理の中でも別格でトマト鍋をおいしいと思っている。
(ぶっちゃけ、好きな食べ物って言われると、クリームシチューとトマト鍋とキーマカレーで迷うってことは秘密で、、)
好きな食べ物を聞かれた時は、胸を張ってこう答える。トマト鍋、と。
そうすると、なにそれ、みたいな顔で返される。
トマト鍋を知らない相手が悪いのか、トマト鍋を知っていると思って話している僕が悪いのか、おそらく後者なのだろう。
また、鍋パするときに、トマト鍋は?とさらっと言ってみたことがある。
すぐに却下された。こんなにトマト鍋が日を浴びない時代が続いていいのか、、
僕は、そんな気持ちになる。
トマト鍋とごま豆乳鍋の未来
2種類の鍋が有名になるにはどうしたらいいのか、そんなことを真剣に考える日がたまにある。
最近、鍋の種類は多いと感じる。スーパーの鍋コーナーに行くと10-20種類くらいあるように感じる。
この中から隅っこに置かれたトマト鍋やごま豆乳鍋に手を伸ばす事はまずない。
なぜなら自分も逆に、見やすい位置に全面で置いてある鍋の素には見向きもせずに、トマト鍋とごま豆乳鍋の素を手に取る。そして満足する。この2種類の鍋の素は常に在庫を切らしてはいけない。
僕がなにか食べたいなと思う時は大抵、トマト鍋かごま豆乳鍋を口に入れておけば良い。口が大満足する。
認知度を上げるためには、鍋パでしれっと登場させ、美味しいと思ってもらうしかない。みんなに内緒で鍋パの会場にトマト鍋の素を持っていってやろう、、
そんなことを思いながらも、自分ひとりで全部食べたいという気持ちが勝ってしまうため、トマト鍋の素を鍋パに持っていったことはないというのが、今日このごろの僕なのである。。