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小説「きみと僕」

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小学生が頑張って書いた小説です。 長くありません。 ぜひ読んでみてください。
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2話 消しゴム

2話 消しゴム

前回までのあらすじ

僕、消しゴムはご主人様、きみちゃんに塾に忘れられた。

本文はここから!

 忘れられて、もう2日たつだろか。
今日は水曜日なのできみちゃんが塾に来る日。
僕が筆箱にないことに気づいて僕を忘れ物置き場から
見つけてくれるのだろうか。

1話 きみちゃん

1話 きみちゃん

前回までのあらすじ

僕、消しゴムは目覚めたら知らない場所にいたんだ。
僕は6回目の忘れ物をされていると思った。

本文はここから!

僕がいるのはどこだ。
塾か。お絵描き教室か。ピアノ教室か。それともきみちゃんの家の奥か。
後ろを振り返ると教室が見える。
とても整備されていて、人数が少ない。
前には黒板、後ろには生徒。
多分塾だろう。昨日の塾で僕を置いて帰ったのだろう。
じゃあ、今僕がいるのは忘

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0話 ある日の出来事

0話 ある日の出来事

ある日、僕は目覚めた。
なぜだろう。ここは知らない場所というのがすぐに分かった。
たくさんの人が続々と部屋の中に入ってくる。
知らない顔、知らない場所、うるさい音。
そういえば、前もこんなことがあった気がする。
今僕は、何が起きているんだろう。
「・・・」
3秒ほど考えたら一瞬で出てきた答え。
こんなことはあっていいのだろうか。
怒りで感情が整理できなくなった。

僕、消しゴムは5回、きみちゃんに

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