1話 きみちゃん
前回までのあらすじ
僕、消しゴムは目覚めたら知らない場所にいたんだ。
僕は6回目の忘れ物をされていると思った。
本文はここから!
僕がいるのはどこだ。
塾か。お絵描き教室か。ピアノ教室か。それともきみちゃんの家の奥か。
後ろを振り返ると教室が見える。
とても整備されていて、人数が少ない。
前には黒板、後ろには生徒。
多分塾だろう。昨日の塾で僕を置いて帰ったのだろう。
じゃあ、今僕がいるのは忘れ物置き場か。
きみちゃん、今頃僕を探しているのだろうか。
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