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また会おうね〜ってバイバイすればいい
学生の頃、ホームステイをしたことがある。
語学学校に通いながら、ホストファミリーに身の回りの世話をしてもらい、初めてのイギリスでの生活を過ごした。
同じ大学からの集団で渡英したので、お気楽でいられたステイ。
その語学学校の課程を終了する日、Farewell party(お別れ会)をしてくれたんです。語学学校に、ホストファミリーも招いてね。
初めての海外生活が楽しくて、ふわふわ浮かれてた私は、ただただパーティーを楽しんじゃって。悲しみを感じなかった(笑)
だ、け、ど、ね。
一緒に行ってた友達が大号泣してたんです。
「こういう時、日本人はよく泣きます。別れが悲しくて。だけどイギリス人は、『じゃあまた会いましょうね』ってライトに別れます。だって死ぬわけでもないんだし、永遠の別れじゃないと知っているから。だから、泣いたらビックリされますよ」
と付き添いの教授に、前日耳打ちされた私たち学生。
案の定、あんなに号泣してた友達にはやっぱりビックリされてたし、なんなら若干笑われてたような。
私は、その光景?考え方の違い?にビックリしたの。
その衝撃以降、”バイバイ”のシーンには出会しても、『元気で生きていて、また会えばいい』と、ライトに捉えられるようになった。
もちろん、泣いちゃうくらいの悲しさレベルでバイバイする時も、もちろんあった。だけどね、心の根底には、そうやって思える気持ちがちゃんとあるから、悲しさはずっとは続かないんだよ。
さて。
数日一緒に過ごしてた母が実家に戻りまして、空港までお見送りしてきた今日。
たとえいい大人になっても、押し寄せる悲しみには抗えないのよね。。しかも母だしね。そりゃ、バイバイが嬉しいわけがない。
だ、け、ど、ね。
”私もまたすぐ実家帰ろ〜っと”とか、”暑くなったらまた来てもらって違うところ一緒に行きたいなぁ〜”とか。
元気で生きていて、また会えばいい って、
悲しみに浸りすぎずに気持ちの切り替えができたのでした。
まぁ、ちなみにの話。
前から自分の部屋だったはずなのに、一人でいてもなんか狭いな〜とか考えてたはずなのに。
しばらく居てくれてた人が居なくなったら、広く広く感じるのね。別れて帰ってきてから、ものの無くなった部屋を見てビックリした(笑)
悲しいだけ、で終わらせなければいいだけの話。
また会いたいんだったら、それなりにアクションすればいいんじゃんね。大人だし、もうそれができるもんね、私も。
あ〜〜〜ん(T_T)
わかっててもやっぱり寂しいナウだから、また次の予定を妄想して気分を上げようっと!!!