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生姜deサウナ〜サウナリーマン日記第99話〜

一つのコンセプトに
徹底した施設は強い。

そう思わせてくれた
サウナ施設の話。

休日の新規開拓は、
混雑が苦手で足がとおのく。


戦略が明確な施設が好き

平日ならば、多少緩和されている
だろうということと、
ホームサウナの定休日だったこと、
そしていつものサウナ仲間と
スケジュールの都合があったことで
この施設を選択した。

お分かりだろう。
選んだ理由はこれ。

入り口

こんなに生姜にこだわる理由は
なんなのか。

その謎を解き明かしたくて、
知りたくて東京メトロ
赤坂見附駅に
降り立った。

それにしても赤坂は
すっかりサウナ施設の激戦区
になったんだな。

サウナ東京から伝統のある施設まで
とにかく幅広く揃っている。

そのうち供給過多で、
淘汰されてしまわないか
心配だがサウナ後の
飲食店も困らない立地だし
我々凡人サラリーマンは、
お小遣いを握りしめて
足繁く通いたいものである。

2階がサウナ施設で1階が
生姜焼き関連の飲食店という
珍しい作り。
もちろんそれぞれの店舗の
利用も可能である。


金曜日の夜ということもあり、
2階の受付に続く階段は
7、8人の列を成していた。

もしかしてかなりの渋滞を
強いられるのかと思いきや、
実際に中に入ってわかったのだが
ロッカーは30人までとなっていて、
中のキャパシティがオーバーしないように
コントロールされた作りになっていた。

この都会のテナントの中で細部の
設計までこだわり抜いていることに
並んでいるときは気づかなかったのだ。

受付でコースを伝えて、
そのまま脱衣所へ。
料金は後払いである。

60分➕1階のお店で
いただける生姜焼きのサウナ飯が
ついて2,600円。

さらに着替えの時間を
考慮した➕10分の
サービスタイムが設けられている。

サウナにしっかり60分入れるという
心構えを持てるのがありがたい。

そして何より驚いたこと。
実質800円で定食がいただけるのは
かなりリーズナブル。

ここ赤坂だぞ。
確かTBSあるとこだぞ。
頭の中で語りかける。

先日、松屋の牛焼肉定食が
800円オーバーしているのを
知った私。
このインパクトは大きい。

この赤坂の立地で
「サウナ➕飯」をこんなにお得に
選べるなら、もっと人気が出ても
おかしくない。

いやもしかしたら、サウナ飯のクオリティ
次第では、たいしたことないの
かもしれない。

その予想は、あとでしっかりいい意味で
裏切られることになるのだが、
その時は生姜サウナで頭がいっぱいだった。

ゴールデン生姜ロード

脱衣所を細い通路を
抜けると、持ち込み用の
小さいロッカーと
洗面所。
ロッカーの上には
1人1個までと書かれた、
生姜タブレットが置いてあった。

いきなりの生姜パンチである。
軽く口に含み、奥のサウナ室を目指す。

わずか数メートルの距離に、
給水ポイントがある。
ここもありがたい。

生姜水のコーナーがある。
初体験。
スポーツドリンクとはまた違う
身体に染み渡る感じ。 
2発目のパンチでサウナに入る前に
虜になる。

サウナの扉は1人が入れるほどの
広さだった。

公式ホームページより抜粋

3段で20人前後が定員と
思われた。
雛壇の前には、玉座のような
お一人様用の特等席があり
高そうなサウナハットをかぶった
お兄さんが君臨していた。

当然ながら発汗効果は抜群だった。

サウナ室に入った当初は
そこまで熱く感じなかったが、
カラダは正直だ。

運良くロウリュタイムにも遭遇
できたので、気持ちよく汗を
かくことができた。

森林浴と味噌汁と私

生姜水を再びたっぷり
吸収して、3階の休憩スペースへ
階段へ向かう。

階段も生姜のアロマが
置いてある徹底ぶりだ。

上にあがってさらに驚いたのは、
給水ポイントがあったことではない。
なんと味噌汁。
生姜の味噌汁。

サウナ後に、脱衣所を経ずに
味噌汁に辿りつける施設は
おそらく世界でここだけであろう。

すでに生姜の虜になっていた
私は、吸い寄せられる。
あんなに灼熱の空間に
さっきまでいたのに、
熱い味噌汁がいとも簡単に
私の体をすり抜けていく。

休憩スペースは、
森林浴を強く意識した作りになっている
のと、30人というキャパシティのせいか、
席は常に空いていて快適だった。
コンパクトな中でとことん
生姜のコンセプトをベースに
エッセンスを詰め込んだ設計者に
感謝したい。

あっという間の60分。
ただ今日はサウナで
終わりじゃない。
グランドフィナーレが待っている。

にんにくと生姜が手を組んだら、負けるわけがない

1階の生姜焼きの飲食店へ。
受付でもらった、定食の引き換え
券が手元にある。
生姜サウナで研ぎ澄まされた
私は多分無敵である。

メニューの豊富さに迷う。

会社の近くにあったら、通っちゃうよね。

休日前ということもあり、
青森にんにくパンチをチョイス。

ご飯は一回までおかわりオッケー

そのあとの15分間は、
ご飯が進むくん状態。
にんにくと生姜の
ゴールデンコンビが豚肉の
旨味を限界まで引き上げてくれる。

リピート率No.1メニューという
だけある。

近いうちにまた来たい。
ありがとう。

最後にお知らせ

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

サウナリーマン日記も3年ほど書いて
きましたが、当時では想定していなかった
ほどのアクセスをいただきありがとう
ございます。

1人でも多くの人にサウナの
魅力を伝えていけたら幸いです。

「ピンときた」方は
110番ではなく、フォローのほど
よろしくお願いします。

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ほーりー
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