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オキュラ…メタクエスト値上げ!!+いろいろ
最強コスパだったVRゴーグルであるオキュ…メタクエストが、驚愕の値上げを発表した。
128GBが37,180円、256GBが49,280円だったが、
8月以降は128GBが59,400円、256GB版が74,400円となり、
それぞれ2万円以上の値上げとなる。
3万円台で買えるスタンドアロンVRゴーグルとして不動の地位を保っていたQuest2だが、まさかの値上げ。しかも2万。
最近のApple製品かよという話だ。
やはり円安の影響は強いのだろうか・・・。
いや60%値上げはもう、円安がどうとかいうレベルではないかもしれない。
【Quest2って何がすごいの?】
Quest2を知らない人のために、少しだけ説明しよう。
メリット
・スタンドアロンなのでケーブルがない
・解像度が高め(PSVR以上)なので没入感が高い
・PCにケーブルをつなぐとPC用のVRゲームが遊べる
・PCにケーブルを繋がなくてもPC用のゲームが遊べる(大体きついが)
・本体にカメラがついているので、白黒映像だが周囲の状況を確認できる
デメリット
・コントローラーが電池式なので交換が面倒
・本体のバッテリーは2~3時間くらいしかもたない
・スタンドアロンなので、本体のみでの性能は並レベル。
すごく簡単にメリット・デメリットを挙げるとこんな感じだが、デメリットを大いに上回る拡張性と気軽さがスタンドアローンVRゴーグルにはあるのだ。
自分はPS4で使用するPSVRも購入したが、
解像度はQuest2よりも低いし、当然PCとも連携することは出来ない。
そしてなにより有線ケーブルが邪魔すぎて数ヶ月で使用をやめた。
5万もしたのに・・・。
人によるだろうが、自分は多少体験が残念になろうが、スタンドアロンの方が好きだなと思う。手に取る気軽さは重要だ。
【VRゲームあれこれ】
そしてなにより、PCにケーブルをつなぐとPC用のVRゲームが出来るのがQuest2の素晴らしいところだ。
「いや早速ケーブル着けてるじゃねぇか」というツッコミは受け付けない。
もちろんやるのはGoogle Earth VRである。
Google Earth VRは、無料で世界旅行が出来る神ゲーだ。
旅行と言うか、上空から神のように見下ろす感じになる。
一瞬で富士山に登ることも可能だ。
ストリートビューとも連携してるので、その地域の画像を360度で見ることも出来る。
コロナでホテルに隔離されても、これがあればいつでも海外旅行気分だ。
あとは順当にBeat Saberをやっても面白いだろうし、PSVR版と違ってQuest版だとあれやこれやで曲を……まあ各自調べましょう。
SUPERHOT VRも絶対にやるべきゲームだ。
ケーブルに縛られないスタンドアロンであることを100%活かしている。
(絶対に広い部屋でやりましょう)
しかしなんで続編が出ないのだろうか? 100%売れるだろうに・・・。
VRChatも出来るので、アバターになって外国人に話しかけられまくるのも楽しい。
VRChatはQuest版とPC版があるのだが、PCと繋げてPC版のVRChatを使用することで、沖縄県Vtuber根間ういさんの紹介しているバーチャル沖縄にも行ける。
リアルの国際通りに行ったことがなくても、ここで体験すればもう庭みたいなものだ。(過言)
とはいえVRChatはデータ量が多いエリアでは、使用しているPCの性能に快適性が左右されてしまうという問題はある。
ぽこピーが紹介していた秋葉原のエリアに行ったときは、自分のPC性能ではフレームレートがガックガクになる場所があった。
とはいえ、自分のPCはひと昔前のゲーミングノートなので、最近のPCなら問題ないだろう。
【メガネユーザーにきついよね?】
これだけは言っておかないといけない。
Quest2はメガネユーザー殺しである。
どれくらいメガネに適さないかというと、
外すときに本体側にメガネが持っていかれるくらい酷い。
なぜこんなに窮屈な仕様になっているのかはわからない。
外国人はみんな顔が子供並みに小さいのだろうか。
だが、そんな問題を解決してくれるのが、Oculus Goである。
「いやもう買えねぇだろ」というツッコミはその通り。
なにせこれはQuestシリーズの前世代機である。
解像度も低いし、操作も片手だし、3DoFだし・・・今更買う意味はないのだが、顔に当たるカバー部分だけはQuest2より遥かに素晴らしいのだ。
メガネをかけていようが問題なく使えるゆとりがある。
なのでそのカバーをQuest2に移植する。
![](https://assets.st-note.com/img/1658906193100-pxHao3RaCW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1658906021161-vnlWS4nkMq.png?width=1200)
Quest2にGoのカバーを移植すると、
メガネ有りでも圧倒的な快適性になるのだ!
(カバーに多少の互換性があるのか、すんなりはまってくれる)
えっ、「鼻の部分からめっちゃ光が入る」って?
そんなもんよりメガネ状態での快適さだろうが!
【おわりに】
そんなこんなで素晴らしいQuest2。
値上げは悲しいが、これも世の流れである。
いやいうほど後から6割値上げした製品なんて知らないけども・・・。
Quest2の次世代機の噂もあるが、
このままではかなりの価格になるかもしれない。
かと言って「Pico Neo3 Link」のような同系統のスタンドアロンVR製品に行くのもリスクがあるのは事実。
ソフトの量もそうだが、今後の未来を考えるとmeta社の製品というのは大いにアドバンテージがあるように思えるからだ。
販売サイトを見ると、すっかりネット上ではQuest2は品切れになり、転売屋の餌食になってしまったらしい。
こりゃ今後買う人はやっぱり次世代機を待つのもありかも・・・
・・・いや、この噂がもし本当なら10万越えになりそうだし、
こりゃもうどうしたらいいやら。
AppleがVRゴーグルを出すなんて話もあるし、
メタバースの盛り上がりもあって今後も目が離せない業界だ。
日本、ついていけるんだろうか。