ハーブティーが、食事を美味しく彩る!
皆さんは、ハーブティーを飲みますか?どんな時に飲んでいますか?
ハーブティーはリラックスや健康を目的として飲むものとして、一般的には活用されていますが、実は、ハーブを日本茶とブレンドすることで、食事を美味しく楽しむことができるのです。
日本茶は和のハーブティー
現在、日本茶として多くの方に飲まれている「煎茶」は、今から約280年前に、京都の永谷宗円さんが開発した製法で作られるお茶です。
日本茶は、学名「カメリア・シネンシス(Camellia sinensis (L.) O.Kuntze)」という、ツバキ科ツバキ属の常緑樹から作られます。
いわば日本茶は、私たちが何気なく利用している、古来から伝わる和のハーブなのです。
ハーブ+日本茶で、なぜ食事を美味しく楽しめるの?
お茶もハーブも、自然の草木や花を利用したもの。
しかし、お茶の中でも特に日本茶は、「旨味成分」を多く含みます。
旨味というのは、どんなお料理も味付けにもなじんで美味しくしてくれる効果があります。この旨味、ハーブにはあまり含まれていませんが、日本茶には多く含まれているため、和食に限らず、洋食や中華、スイーツを美味しくしてくれるのです。
さらに、香りの穏やかな日本茶に対して、さまざまな香りのハーブをブレンドすることによって、「味は日本茶、香りはハーブ」というそれぞれの役割を活かすことができる「ハーブ緑茶」となるのです。
ハーブ緑茶は、日本茶をベースに以下の方程式にのっとって、数種類のハーブやスパイスをブレンドしていきます。
どうやって食事と合わせるの?
お茶を食べ物に合わせて楽しむことを「ティーペアリング」と言います。
お魚に白ワイン、お肉に赤ワイン、を合わせるように、お料理によってハーブや日本茶を選んでブレンドすることで、その料理の味わいをより深めたり、引き立てたり、後味をすっきりさせたりできるのです。
料理の味わいに対して、どのような役割でハーブや日本茶を選ぶのか、ペアリング設定が大切です。
ハーブ緑茶ペアリング講座、ハーブ緑茶ペアリング茶彩師資格取得講座では、基本となる4つの目的でペアリング設定を行います。
・すっきり=食べ物の油分や濃さ、甘味などをすっきりさせる
・なじむ=食べ物の味わいになじませ、調和させる
・アクセント=食べ物の味わいに対して、味や香りのアクセントを加える
・引き立てる=食べ物の味わいと相乗効果を起こさせる
このようなハーブと日本茶のペアリング気軽に体験できる講座や、本格的に学びたい方のための資格取得講座もご用意しています。
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