アンティークジュエリーとハーブ緑茶のペアリング

とにかく新しい可能性にチャレンジしたかった

ハーブ緑茶の可能性が、日々自分の中で高まってきた頃、とにかく何か新しいことにチャレンジしたいという気持ちが沸いてきました。

そんな時、知り合いから相談されたのが、「ジュエリーとハーブ緑茶をコラボできないか？」という内容でした。
新しいことにチャレンジしたいと思っていた自分でさえ、最初は「え？！」と驚きました。

しかし、これも何かのご縁と考え、お話を聞いていくうちに、不思議とイメージがわいてきたのです。

話題になってきた「ティーペアリング」

ここ数年、お茶好きやグルメな方たちの間で話題になってきている
「ティーペアリング」

食事に合わせてワインや日本酒を楽しむように、ノンアルコールのお茶でも
食事に合わせ、その食べ物の味わいをより深めるのがティーペアリングです。

一般的には、
ティーペアリング＝お茶と食べ物を合わせる
ことですが、
私が提案するハーブ緑茶ペアリングは、
食事はもちろんのこと、
お茶と身の回りにあるもの、
自分自身や大切な人の体調や心の変化
季節、お天気、地域など、多岐にわたります。

そんな中で、今回ご紹介するのは、
日本茶とハーブをブレンドした「ハーブ緑茶」と
「アンティークジュエリー」のペアリングです。

アンティークジュエリーとハーブ緑茶パッケージと茶葉のコラボ展示

アンティークジュエリーとは？

アンティーク・ジュエリーとは
製作されてから百年以上を経過した宝飾品で
骨董的価値を持つ装身具のこと
(主に欧米で作られたものについていう)

作られてから半世紀程度の年月が経過していて
現代のジュエリーとは異なる特徴・雰囲気を持つもの
・
手間を惜しまず1点づつ丁寧に作られているもの
・
その時代ならではの独自のスタイルと美学があること

などを満たしていることがアンティークジュエリーの条件です
(by LUCIR-K)

アンティークジュエリーと、どうやってペアリングさせる？

ルシルKさんという静岡市街の宝石店で、
私が開発、研究していたハーブ緑茶とコラボできないか、
というお話をいただきました。

一点もののアンティークジュエリーに、
ハーブ緑茶をどのようにペアリングさせるのか、
かなり悩みました。

きちんとペアリングさせるためには、対象となる物の、
歴史、素材、そこに込められた意味、作られる過程など、
その背景をいかに紐解けるかが重要です。

ひとつひとつのアンティークジュエリーの背景を紐解き、
そこに合わせて、ベースとなる日本茶の意味や味わい、
ハーブの歴史や意味、風味を合わせていきます。

ハーブ緑茶ペアリング例：「雪の女王の品格」

アンティークリング『雪の女王の品格』その時代に持っていた方の歴史を感じます

上記の写真は、３種類の真珠にダイヤモンドがあしらわれた指輪です。
私はこの指輪を身につける方のために、宝石のパワーと、日本茶とハーブのパワーをペアリングさせてブレンドしました。

そして、この指輪とペアリングさせたハーブ緑茶に、美と品格ある人生への願いを込め、
「雪の女王の品格」と名付けました。

たくさんのダイヤ、３色の真珠という、洗練さと上品さを好んだ
上流階級の気高い大人の女性をイメージしました。

最高級の品格の象徴として、日本茶は玉露をベースに選択。

ハーブは、
・玉露と相性が良く、清廉な香りのレモングラス
・女性を守護する意味を持つリンデン
・甘く爽やかな香りで気持ちをリフレッシュさせてくれるペパーミント

これらの4つををブレンドしました。

輝くような美と品格ある人生をバックアップするハーブ緑茶ペアリングです。

ハーブ緑茶ペアリングのこれから

この企画では、一点もののアンティークジュエリー約30点に、それぞれのオリジナルのブレンドを考えました。
簡単な作業ではありませんでしたが、ペアリングさせるものの背景を読み解き、アンティークジュエリーを纏う方への願いを込めてブレンドするのは、とてもクリエイティブで楽しい時間でした。

日本茶やハーブとソース等の相性表のチャレンジ、一日一茶のチャレンジとはまた別に、ハーブ緑茶ペアリングは新たな世界につながれる可能性をより実感させていただいたチャレンジでした。

アンティークジュエリーフェアの様子はこちら ↑

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