何を食べるかより、食べ方・味わい方が大切!「新しい食育」
ティーペアリングをご存じですか?
ティーペアリングとは食の危険から子供を守る、新しい食育です。
ティーペアリングとは、料理にお茶を合わせて味わいを深め、楽しむこと。このティーペアリングを日常の中で楽しむことで、咀嚼力と味覚力が磨かれ、食べる力を高めることができるのです。
食の危険「サイレントキラーFood」から子供を守る!
子供たちに対して、日々の食卓の中で伝えていきたい本当の食育、それは「食べる力」を身につけていくことだと私は考えています。
現代の食事情は、美味しくても体に負担のかかる食品が多く出回っています。特に、安くて美味しい食品のほとんどは、脳に美味しいと勘違いさせて、食べさせられてしまうもの。
大人でさえ、脳がだまされて病みつきになってしまう食品=サイレントキラーFood(精製食品、ファーストフード、安価で味の濃い加工食品等)を、日々当たり前のように食べてしまい、その結果、メタボリックシンドロームや心疾患の方が年々増え続けているのです。
このサイレントキラーFoodに、私たちの脳や体が侵されている、と感じ始めている人は多いのではないでしょうか。
その脳の勘違いを解くために、自分自身の「食べる力」を養うことで、自分にとって必要な食べ物、危険な食べ物を見分けていく力が不可欠だと、私自身、強く感じています。
そもそも私たち人間の体には、自分にとって必要な食べ物を必要な分だけ食べることで健康を保つ、潜在力が備わっていると私は信じています。
しかし、現状では大人であっても、この食べる力が低下していることで、生活習慣病や心身の不調をきたす人が後を絶たない状況が、大きな社会問題となっていると思うのです。
大人でさえもそういった食の落とし穴にハマりやすいということは、子供に対する影響力はもっと大きい。そんな状況に気づいてはいるものの「実際にどうしたらよいかわからない。」という方も多いのではないでしょうか。
私の考える「食事プロセス」
「食事」とはそもそも何だろう?と考えたことはありますか?
私は、食事というのは単に「食べる」だけではなく、以下の3ステップで成り立っているものと考えています。
食事プロセス
❶調理、料理(知識、技術)
❷食べ方、味わい方(=食べる力)
❸消化、吸収(=受け入れる力、浄化する力)
❶は、自分以外の人にもしてもらえることですが、❷と❸は自分でしか行えないこと。さらに、❸は無意識に行われますが、❷は自分でコントロールができるのです。
いくら栄養バランスの整った料理を食べたとしても、食べ方や味わい方が悪ければ、きちんと消化吸収が行われず、もったいないことになってしまいます。
また、しっかりした食べ方、味わい方をすることで、浄化力も高まると考えています。
現在の「食育」に違和感を感じていませんか?
一般的な食育では、上記の食事ステップの❶の部分「何をどのように調理するか」が重要視されています。
しかし、❷の「どう食べるか、どう味わうか」によって、❸の消化、吸収が左右され、未来の子供たちの心や体の作られ方が変わってきます。
学校の家庭科や食育関連の資格講座では、どんな栄養や食材を選び、どう調理するのか、という「何を食べるか」に主眼が置かれ、「どう食べるか」についてはほとんど注目されていないことに、私は長年、疑問を感じ続けてきました。
真の食育を考えた時、❶、❷、❸のバランスが大切ではないでしょうか。
子供の食育の前に、まずは親の食育
そして最も重要なことは、子供に食育を伝える前に、親自身が食べ方や味わい方を身につける必要があると、私はお伝えしたいのです。
親子で「食べる力」を身につけたその先に、食べ物の大切さや栄養を教えてあげることが、親が子供に提供してあげられる無形の財産ではないでしょうか。
栄養バランス、食材の選び方、調理の仕方、食の安全等、❶に関連するさまざまな情報や資格はたくさんありますが、「食べ方や味わい方」を意識している人や、教えてくれる場所はまだまだ足りていないと感じます。
ハーブ緑茶ペアリングで「食べる力」を身につける
私はお茶処静岡に生まれ育ち、日本茶やハーブに携わる仕事をしてきました。そんな中、約10年の歳月をかけて、ハーブ緑茶とティーペアリングによって、日々の食卓で食べる力を養うことができるということを発見しました。
本来、「食べ方」や「味わい方」というのは口だけで食べたり味わうのではなく、目で楽しんだり、香りで美味しさを体で食べたり味わうものです。しかしそれだけではなく、頭で食べたり味わったり、心で食べたり味わったりということが、本当の意味で体で食べたり味わったりすることにつながってくるのです。
このハーブ緑茶を使ったティーペアリングというのは、頭と心と体で食べたり味わったりすることのレベルを高め、「食べる力」を育てることができます。
日々の生活の中でハーブ緑茶を食事に合わせて楽しむことは、親子で一緒に取り組むことができる新しい食育のライフスタイルです。
「食べる力」は子供の一生の財産になる
「食べる力」を身につけるとは、たくさん食べるとか、栄養価のあるものを食べるとかではありません。自分にとって、どんな食がどのくらい必要なのかを見分けるための、味覚力と咀嚼力を身につける、ということです。
「食べる力=味わい力(味覚力+咀嚼力)」
今、子供が食べているもので10年後の体ができると言われていますが、それ以上に、今の子供の食べる力が未来のその子の健康を作るのです。
子供が親元から巣立ったその後は、親が子供の食を管理してあげることはできません。
私が提案するハーブ緑茶を使ったティーペアリングは、「食べる力」を身につけていくことによって、自らが自分にとって必要な食を取捨選択できる「食の断捨離セルフケア」につながっていきます。
そういった力を子供に身につけさせてあげることこそ、真の食育という子供にとっての一生の財産になるのではないでしょうか?
そして、親御さんに学んでもらうための、大人の食育7教科というものも考えました。
ティーペアリングによる「食の断捨離セルフケア」という新しい健康生活を広げたい
ハーブ緑茶とティーペアリングをつかった新しい健康生活「食の断捨離セルフケア」を、多くの方にお伝えしたり共感いただくのはなかなか難しいですが、どうしてもこの想いを実現させたいという一心で、私が今まで見つめてきた考え方や実践方法であるティーペアリングを発信することを目的に、現在クラウドファンディングに挑戦しています。
ティーペアリングを日々の中で実践できるセットや講座の開設を、クラウドファンディングで目指します。
自分の健康も含め、子供の健康の未来を心配するあなたに、ぜひ応援していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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