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ハーブ緑茶商品のマーケティング調査

ハーブ緑茶の色の綺麗さや新しさが、デパートのイベント企画担当者の目に留まり、グラスメーカーさんとのコラボ企画の話をいただきました。このようなコラボ企画は、デパートにとっても初めての経験だったそうです。

百貨店の中でも大型店舗である、阪急西宮店の玄関正面の広いスペースが、イベント会場です。

ハーブ緑茶の試飲&販売スペース

ハーブ緑茶のファンを探るための絶好のチャンスだと思いました。これも引き寄せの力が働いていると感謝の気持ちでいっぱいになりました。

素敵なグラスとハーブ緑茶のペアリング

グラスメーカーである菅原硝子さんとのコラボレーションでは、初めてグラスとのハーブ緑茶ペアリングとしてご紹介、展示を行いました。

ハーブ緑茶のイメージ、目的に合わせたグラスとのペアリング

菅原硝子さんが扱うガラスの器は、1932年の創業当時から一貫して手仕事にこだわっています。上記写真の素敵なグラスも、まるでドレスのような女性らしいフォルムは手作りならではです。

ときめきがキラキラ広がるようなハーブ緑茶とグラスのペアリング

様々な方の意見に気づかされたこと

どういうご縁か、関西のデパートからのお声がけが続き、様々な意見をいただきました。関西の方々は、率直な意見をくださる方が多く、はっきりしていてわかりやすかったです。
美味しいと思う人は一瞬で感じてくれましたが、人によっては、飲んだ瞬間「味無いなぁ...」とか、「味薄っ!」と言う人も。

私自身は、味が薄いと感じることは無かったので不思議に思いましたが、なぜそのような差が出るのか、試飲してくれた人にお話を聞いている中でいくつか気づいたことがありました。

ハーブ緑茶を美味しいと感じる方のタイプ
・穏やかでおとなしい性格
・日頃から食生活を気を付けている
・薄味や素材の味わいが好き

ハーブ緑茶が薄い、味が無いと感じる方のタイプ
・こちらの説明をあまり聞かず、感想だけ言い残していく
・気ぜわしく、思い込みや決めつけが強い
・濃い味の食べ物や飲み物が好き

味覚の違いが、性格や習慣の違いを反映していることを、数多くの方々に試飲したり味覚チェックとして試していただいた中で、確信しました。
特に、こってりしたラーメンが好き、コーヒーを1日に何杯も飲む、などといった習慣の方は、ハーブ緑茶の味を感じられない、いわば「味覚が衰えた状態」だとわかったのです。

子供から大人まで、楽しみながらチェックできます

この「味覚が衰えた状態」こそ、現在の死因の大半を占める生活習慣病を知らず知らずのうちに引き起こす原因にもなっているのです。
病気でない限り、衰えた味覚は取り戻すことができるので、大人にとっても味覚を磨くための「大人の食育」の必要性を痛感しました。

時間と労力をかけた結果、わかったこと

ありがたいことに百貨店さんから良い評判をいただき、阪急西宮店のイベントを皮切りに、立て続けに他店舗での展示販売やワークショップも行いました。

親子でのハーブ緑茶とチョコレートのペアリング体験
阪急千里店さんでの日替わりで出展レイアウトを変えた販売マーケティング実験
阪急宝塚店さんにて、寝具メーカーとコラボした「わたしの眠り展」
静岡伊勢丹さんでのハーブ緑茶ワークショップ
エディオンなんば本店さんでの味覚チェクセミナー

数ヶ所のデパートや家電量販店での出店を通して感じたことは、
・その土地の客層が若いほどハーブ緑茶に興味を持ってくれる
・販売スペースが狭い場所では、注目されにくい
・一日中騒がしい音楽が流れている家電量販店のような環境でハーブ緑茶を求める人は少ない
...ということが分かりました。

ハーブ緑茶のファンになってくれる可能性のある方というのは、気持ちが若い女性、健康や食意識の高い方、穏やかで物腰の柔らかい方であると、この数ヶ月の出店で確信を得ることができました。
さまざまな経験をする中で、私の気持ちは「お茶を売る」という考え方から「お茶を教育として広めたい」と考えるようになっていきました。

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