見出し画像

【其の二】事実・解釈・意見

こんにちは!

「あなたらしい強みを磨く」というテーマで書いているマガジン。
今回は前回の続きとして、「強みの発見」のためのファーストステップ↓

Step1) 仕事に着手したとき ~ 成果までのプロセスを分解する
┗ 営業なら、荷電→アポ設定→初回アポ→2回目アポ→提案→フォロー→受注→再提案 ・・・など。

参考/前回の記事
https://note.com/holistic_1992/n/n3a746a577199

これについての記事ですー!

注意することはこれだけ。

成果を出すまでの振り返りをしていくStep1
このステップでの目的は、1つだけです。

「事実・解釈・意見」を分けること。

人は解釈の生き物です。そもそも五感で世界をあるがまま見えているように思い込んでいますが、それさえも誰も分かりません。
よくあるたとえですが、
コップに水が入っているのを見て、
「こんなに入っている」と捉える人もいれば、
「これしか入っていない」と捉える人もいれば、
「あとこれだけ入るな」と捉える人もいれば・・・・
と、無意識にいると、自分が見ている世界=みんなにとっても同じ世界だと捉えてしまうのですが、分からないです。

そのため、成功体験を振り返りたいと思うと、
ほとんどの場合は、事実と解釈が入り混じります。
さらに反省の意味を含めると、「この時はこうすればよかった。」など意見も交じってきます。

と、こんな風に、
どんどん事実が見えなくなってきてしまうのが当たり前なので、
「事実」を明らかにしていきます。

なのでこのStep1では、
時系列に、どんな「事実」が起こったのかを書いていきます。
その過程で、「お客様はこんな懸念がありそうだった」「決裁者はあの人だけど、キーマンはこの人だろうと思った」など、あくまで確認できたことではない解釈が思い出されると思うので、それは分けて記載します。
さらに思考が勝手に進んで生まれてきた意見も分けます。

なんで「事実」が大事なの?

これも私なりの結論から言います。

結果は事実だから。
これにつきると思います。

そもそものわたしたちの目的は、「強み」を見出すこと。
強みは、前回書きましたが以下であると考えているため、事実として表れているものを基準にします。

「強み」・・・・高いパフォーマンスを繰り返し生み出せる特性」

また、事実と解釈を分けると、因果の「因」がよくわかります。
例えば、なんでそういう結果を出せのか?と考えるときに、
1) 意図していなかったけど、できたのか
2) 意図していたけど、やり方はわからず知識もなかったけどできたのか
3) 意図していたし、やり方もわかっていてできたのか
と、ざっくりこの3つのパターンで要因をパターン化できます。

各パターンによって、再現性を持たせようとすると、方向性が全然違います
意図が適切だったのか、意図は適切だったけど方法はあっていなかったのか、意図も方法も適切だったのか。

これらは、事実・解釈を分けないと見えてきません。


この、事実・解釈・意見を分ける
は、コミュニケーションの全ての場面で使える考え方だと思うので、
ぜひ1回、1つの成功体験を振り返ってみて下さいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?