\2期目スタート/わたしたちのVISION
2023年8月8日
Hue-ish株式会社は、2期目に突入します。
ここまでたくさんの方々に支えられ1年間なんとかやってこれました。
本当に、本当に、ありがとうございます。
この1年は人生で最も自分の意思に向き合った時間でした。
その過程で迷いや恐れを経験し、足が止まりそうになることもありましたが
返しきれないほどいただいた恩を、目の前の人の笑顔に繋げていけるよう
2年目も事業を続けていくと決めました。
1期目の成功や失敗から学び、仲間と一緒に一歩でも前に進んでいきます。
これからも改めてよろしくお願いします。
創業してから1年間かけてやっと、
会社のVISION(作りたい未来のイメージ)と、
そこに向かって登る道のりが描けてきました。
2期目スタートにあたり、そのVISIONについて綴らせてください。
わたしたちのVISION
DV・虐待・ハラスメント…大切な人を傷つける連鎖を断ち切りたい。
全てはこの想いから始まりました。
本当はみんな、大事な人を大切にしたい。
なのに何で大事な人ほど縛りつけてしまったり、傷つけてしまうのか。
そしてなぜその痛みを連鎖してしまうのか。
私は、怒っていました。
と同時に、
自分が大事な人を傷つけてしまうことへの強い恐れも感じていました。
そんな自分自身を救うため挑戦を繰り返し、分かったことがあります。
人間関係が拗れるのは、自分は自分、相手は相手、と
互いに1人の自立した人間であることを忘れてしまう時だということです。
親子・夫婦・親友など近い関係になればなるほど、
相手を自分の延長のようにコントロールしてしまいたくなるのです。
そうではなく、
自分は自分の意思で動いているし、相手は相手の意思で動いている。
ということを理解し尊重できている状態が、自立ではないかと思います。
「自立とは、依存先を増やすこと。」
これは、東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷晋一郎先生の言葉で、とても共感しています。(関連記事はこちら)
脳性麻痺という障害を持ちながら生きる当事者として
先生が綴った言葉ですが、これは障害の有無によらない話だと思います。
子どもを育てられるのは自分しかいない。
パートナーを支えられるのは自分しかいない。
受け入れてくれるのはこの人しかいない。
こうやって依存先が限られている中では、
そうでないことが起こった時に許せなくなるのかもしれません。
日本は、他国と比べて人間関係が家族と仕事場に集中していて、
趣味・地域・ボランティア・学びなど、関係性の種類が希薄だそうです。
仕事でうまくいかなかったら家族に依存してしまい、
家族でうまくいかなかったら仕事に依存してしまう。
そうではなく、両方を大切にできる自分でいられるように
安心して頼れる・依存できるような多様な関係性を築く。
それが社会の当たり前になれば、
関係性が拗れたりDV虐待を連鎖することを予防できるはず。
そう信じて、こんなビジョンを掲げるに至りました。
VISION | MULTI-RELATIONS let you as you are.
Hue-ish|リレーションシップケアカンパニー
改めてわたしたちHue-ish株式会社は「関係性を育み続ける」ことを軸に
ビジョンの実現に向けて活動するリレーションシップケアカンパニーです。
昨今希薄になってきている地域と家族の関係を扱う事業を展開しています。
LOCAL RELATIONS事業
地元や住んでいる場所ではない、心のふるさとに出会えるきっかけを得ることができる場所「ふるさとLIFE CAMPUS」というコミュニティを運営しています。自治体のみなさんには関係人口に取り組む最初の3年の伴走支援を、首都圏に住む方には信州に関わるための伴走支援をしています。
FAMILY RELATIONS事業
忙しい日常では話すきっかけを作りにくい将来に向けた対話の場を作っています。この先パートナーとどうしていきたいか自分の気持ちを整理するとき、結婚して今後の未来やビジョンを描きたい時、産後に向けてお互いの不安な気持ちに寄り添いたい時に、今の気持ちを見える化します。
さいごに
さあ、2期目が始まりました!
今期は事業の柱を立てること目標に日々邁進しているので
早くみなさんにお披露目できるように、
喜んでいただける人を増やせるように仲間と共に頑張ります!
今後は、このnoteを通してHue-ishの近況を発信していこうと思いますので、ぜひフォローお願いします!
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