壮絶な闘病生活の始まり、そしてアロマとの出会い【HOLISTIA Labの誕生ストーリー② 】
こんにちは。ブーレンゆかりです。
「HOLISTIA Labの誕生ストーリー①」の続きになります。
よかったら前のお話から読んでいただけると、嬉しいです。
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手術後すぐに治療がスタートしました。
治療は、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの元教授であった先生に担当してもらえることに。
この先生は、アメリカの専門病院でも有名な方でした。
先生「一番強い抗ガン剤を使って治療しましょう。」
私「一番強い抗がん剤って、私でも耐えられるのでしょうか?」
先生「若いあなたなら大丈夫だ」
先生から、生存率は治療をしなければ50%、治療をすれば90%の可能性があるとも説明を受けました。
何の知識もなく、子供を残して死ねない私にとって”治療を受ける”以外の選択肢はありません。
そこから抗がん剤や放射線治療など、とても辛く壮絶な闘病生活が始まるのです。
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治療を開始ししばらくすると、食欲がなくなり、食べても吐いてしまうため食べることへの恐怖心を持つようになりました。
気がつくと体重は40キロになってしまったことも。
副作用で髪の毛だけでなく、まつ毛もすべて抜けてしまいました。
『もうこんなに辛い治療は二度としたくない…』と治療中はずっと思っていた日々。
息子もまだ1歳。一緒に居てあげたい時期なのに、お世話をすることもできず、とても寂しい思いをさせてしまいました。
『この子が2、3歳でママがいなくなるなんて、かわいそうな思いをさせたくない…』と、毎日泣いて過ごした1年でした。
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そんなある日、憔悴しきっている私を励まそうと夫が本を買ってきます。
本のタイトルは【次世代のアロマセラピー】
この出会いが、私の自然治療を知るきっかけになったのです。
『○○の症状には△△の精油、または、□□の芳香蒸留水で…』という内容に、『健康になるために、自分自身でできることがあるの…?』と衝撃を受けました。
それまで、病気を治して健康にしてくれるのはお医者さんの役割だと思っていたからです。
そのお医者さんでさえ、私の質問にはあやふやな回答しかしてくれませんでした。
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私「どうして私はガンになったのでしょうか?」
先生「わかりません」
私「治療が終わったら、完治と思っていいんですか?」
先生「5年後、再検査をして異常がなければ大体治ったと言えます」
私「私は5年の間に何をしたらよいのでしょうか?」
先生「定期的に検査に来て確認しましょう」
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『病気にならないための手段はないの?』『検査で見つかってからじゃ遅いんじゃないの?』と思っていたほどに。
そんな時に出会ったのが、このアロマセラピーの本です。
それからすぐに、ホリスティックアロマセラピーを学べるスクールに通いだしました。
アロマのテキストには、『自分の健康に責任をもつ』という言葉が載っています。
それまで食生活も健康にも無知・無関心でめちゃくちゃな生活を、一から見直しました。
こうしてアロマの世界へ、自分を守るための旅が始まります。
そこから9年間、何事もなく過ごせましたが、ついに恐れていたことが起きるのです…。
【HOLISTIA Labの誕生ストーリー③へつづく・・・】
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