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【月報】2024年9月の活動まとめ

やっと過ごしやすい気候になってきて幸せ。とはいえまだ日中は30℃あって、もしかして人間はこれから何年もかけて暑さへの耐性を得ていくのだろうかと妄想したり、せめて身のまわりだけでも、できることからエコロジカルを意識したいなと改めて思ったり。

今月はいくつかの新しい仕事に挑戦したり、久しぶりにメルカリで出品無双したりとアクティブに活動した。年末に向けて何かが変わりそうな予感がした、そんな9月の月報です。


BUCKET LIST進捗

1.ライターさんや編集者さんの友達を作る(9/5)
2.ライターさん、編集者さん数人とお茶会をする(9/5)
70.移転したロンディネに行く(9/17)

9月のライターしごと

取材、執筆、編集、打ち合わせ、ライター講座講師、原稿整理など、さまざまなタイプの仕事ができました。

これまでだったら大量の紙ゲラとにらめっこしていた原稿整理、今回初めて完全リモート&電子で試走しているため、大小さまざまなトラブルに見舞われました。今月の仕事道具MVPはiPadとApple Pencilのコンビ!!

楽天トラベル 執筆

この取材のために初めて訪れた小豆島。「海音真里」「島宿真里」での滞在記が公開となりました。小豆島は尾道の島々とはまた異なる存在感と雰囲気があり、まとう静けさの種類や自然の形が独特でした。このときに購入した小豆島のオリーブオイルと醤油がもう切れてしまうので、家族や友人と早く再訪したいな。

ライター講座の講師

尾道市移住定住コンシェルジュ 記事編集・執筆など

移住4年目コラム、先月は仕事えらびについて書いたので今回は家さがしについて書きました。

編集した記事はこちら

9月の大学しごと

企業と学生(大学)とで地域にちなんだ商品を作り、そのコーディネートや同事例のパンフレット制作編集を担当しました。パンフレットはやりたいやりたいやりたいと声を挙げ続け、やらせてもらえないなら勝手にやる…と動き出すくらいやりたかったものだったので嬉しい。やっと形になってきた。

新校舎で開催した公開講座もあって、全体的に走り回っていました。

9月の出来事

断捨離につぐ断捨離

久しぶりにメルカリを駆使したりリサイクルショップをはしごしたりしてたくさんのモノを手放しました。しっかり断捨離に取り組むと、おいそれとモノを増やしたくなくなるね…。今回の断捨離によって得た40,000円弱は、下記私の新しい仕事道具に投資しました。

MacBook Pro M2を迎えた

ひゃっほーう!!!!!ついに!!新しい相棒がやってきた!!!

ライターを始めるきっかけになったMacBook Airを買ったのが2019年。ライターとはいえ意外とどデカいファイルを扱うことも多く、ここ最近ではものすごい音をたてながらデータ処理をしていた相棒。キーボードは結構早めに調子が悪くなり、外付けキーボード、HDDへのバックアップなどでこまめにご機嫌をとりながらだましだまし使ってきたけど、動作のタイムラグはずーっとストレスで。ここ最近はがあったりバッテリー異常も多発し、取材中のエマージェンシー事態も多々…!私の「やりたい」を応援してくれた大切なガジェット。そろそろ休んでいいからね、ありがとうの気持ち(重い)

飲んだり食べたりカタンをしたり

先月に引き続き。カタンは久しぶりに勝てたけど、勝ち筋が見えたわけではない。

久しぶりの因島

三原ではしござけ

西条で千鳥足選手権を鑑賞

そのままゲストハウスに泊まりました。

テニス

友人たちと週1でやっているテニス、9月は皆勤賞〜。夏からやっているけど、日が落ちるのが本当に早くなった。そして月末になってやっと秋らしい気温になってきて、疲れ方が全然違う。中学時代あれほどできなかったことが少しできるようになってきて、楽しい。

先輩移住者と家族飲み

移住の背中を押してくれたご夫婦。今回夫がご夫婦からの依頼で動画制作に参加して、その打ち上げで私もご一緒させていただいた。こういう会に参加するとしみじみ、人のあたたかみを感じる。彼らのことを知らなくても移住していたかもしれないけれど、彼らのことを知らなかったら少しさみしい移住生活だったと思う。

9月に観たもの&読んだもの

地面師たち(ドラマ)

原作:新庄耕 監督:大根仁 音楽:石野卓球 出演:綾野剛、豊川悦司、小池栄子、ピエール瀧、北村一輝、染谷将太、リリー・フランキー ほか

「ラストマイル」を観てから観ようと思っていて観賞。実際に起った事件がモチーフだったので一部始終ハラハラしながら。こう、偽装できないはず、本人確認として信頼のおけるはずな書類や身分証類がこうも簡単に偽装され詐欺が横行していると思うと、何を信じればいいのかと。まあもろい信頼で成り立つ不思議な道具は紙幣も同じか。もちろんこんなレベルじゃないですが最近似たような場面を経験しつつこちらを観ていたので現実の契約話であれこれ聞けて楽しかった。

エミリー、パリへ行く シーズン4 パート2(ドラマ)

あっという間に観終わってしまったパート1から待ち焦がれてパート2も一瞬で楽しみました〜!!!もう全員ようやるわ〜。ジュヌヴィエーヴ(ローランの娘)の嫌味にならないかっさらい方、あぁいう女の解像度高くて終始おもしろく観た。女も男も衣装やメイクが奇抜なのに日常にも映えているのが不思議だし会話が楽しく目が離せない。

最愛(ドラマ)

脚本:奥寺佐渡子、清水友佳子 演出:塚原あゆ子、山本剛義、村尾嘉昭 音楽:横山克 エンディング:宇多田ヒカル「君に夢中」 出演:吉高由里子、松下洸平、井浦新、田中みな実、佐久間由衣、岡山天音、薬師丸ひろ子、及川光博、酒向芳、津田健次郎 ほか

「いつか観なくては」なドラマだった最愛、それぞれの「最愛」の形が見事に表現されていて、しかも主題歌は宇多田ヒカルで、愛について毎話毎話考えさせられた。これはもう全部宇多田ヒカルの影響すぎるんよ…。唸っていたら演出が塚原さん。この世界線の井浦新も大好きでした。

ゆとりですがなにか シーズン1(ドラマ)

脚本:宮藤官九郎 演出:水田伸生、相沢淳、鈴木勇馬 オープニング:感覚ピエロ「拝啓、いつかの君へ」 出演:岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、太賀、島崎遥香、吉岡里帆、加藤諒、北村匠海、吉田鋼太郎 ほか

観ておきたいドラマだったのと岡田将生を摂取したくて。岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の3人が出ること以外なんも知らないで観てしまい、仲野太賀(太賀)がとんでもない役で出てきた吹き出す。並行してとらつばを観ていたためギャップに悶える日々だった(いろんな意味で)。全編を通して面白く観たのだけど坂間正和くん(岡田将生)の行動原理に理解が追いつかない場面が多く、特に最終回はまりぶが連れていかなかったらどうしてたんだ?という疑問が残る。いや、茜ちんも悦子先生もよくわかんなかったな。一番まともに見えたのは山路だった。ツッコミつつも面白かったです。

虎に翼(ドラマ)

作:吉田恵里香 演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉、伊集院悠、相澤一樹、酒井悠 音楽:森優太 オープニング:米津玄師「さよーならまたいつか!」 ナレーター:尾野真千子 出演者:伊藤沙莉、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、岡田将生、森田望智、上川周作、土居志央梨、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、岩田剛典、戸塚純貴、名村辰、沢村一樹、滝藤賢一、松山ケンイチ、小林薫 ほか

大好きな大好きな朝ドラでした。終わってしまった…!
米津玄師のインタビューに引っ張られている部分は大いにあるけれど、今ここに当たり前にあるものは誰かが汗と血を流しながら作ったものであって現代人の役目があるとすればそれをできるだけ美しい形で後世に引き継いでいくことなのかなと。寅ちゃん、はるさんの前ではぐちゃぐちゃに泣くのにやられた。描かれてよかったの1位は寅子の美佐江に対する後悔…。猪爪家をはじめみんなかくも愛おしい人たちだったな。忘れられないドラマをありがとう。

北極百貨店のコンシェルジュさん(映画)

監督:板津匡覧 原作:西村ツチカ 脚本:大島里美 音楽:tofubeats 主題歌:Myuk 出演:川井田夏海、大塚剛央、飛田展男、潘めぐみ、藤原夏海、吉富英治、福山潤、中村悠一 ほか

考えさせられる世界観。人間と動物が共存していて、主人公は百貨店の新人コンシェルジュ(人間)。相手となるのは主に絶滅動物のお客様なんだけど百貨店には毛皮のコートや、革製のビジネスグッズが並び、コンシェルジュは「お客様」のために尽くす。主人公のただの成長譚として美談にしてしまっていいのかなという疑問は残るけど、独特な描き方で惹き込まれたし70分というコンパクトな構成も飽きさせなかった。もしかしたら見落としている制作意図があるのかなと、熟考したくなる作品。

ほか

アニメ「推しの子」が面白くなってきたのでジャンプラで最新話まで一気読みした。ゲ謎関連の発表が多くて困っている。秋ドラマ・秋アニメ、何観ようかな〜。

9月の音楽

米津玄師の新譜AL、歌詞を観ながら、運転しながら、作業しながら、とにかくずっと聴いていた。サブスク主流になってからこんなに1枚のアルバムを繰り返し繰り返し聴いたのは初めてかも。「POP SONG」「死神」あたりからは1stアルバムの情緒を感じたり、「とまれみよ -Stop Look Both Ways」は歌詞に出てくる固有名詞の使い方が面白くてふふっとなったり、アイナ・ジ・エンドと歌う「マルゲリータ」は流れてくると胸が踊ったりなどしていた。最近公開された「さよーならまたいつか!」のフルOP ver.の映像で泣かされ(毎朝聴いているというのにまだ新鮮に涙出る!)、「ラストマイル」を観て少し経ってから歌詞を見ながら「がらくた」を聴いたらボロボロ涙出てきて自分でもびっくりした。映画の余韻を補完してくれるような、本当に映画の一部となりうるような楽曲。「30人いれば〜」からの流れでこれが誰と誰を歌った曲なのかが示されて、それを踏まえて聴き続けるとやるせなさといとおしさから心臓が痛くなってしまいやばい(´;ω;`)ウッ…失くしたものをふたりで探しに行って、「どこにもなかったね」と笑うふたりを描いてくるの心がツラいししかもここのメロディがせつなすぎるんよ…

まとめ

早朝にうちのピンポンを鳴らして、今日はデイの日か、何ゴミの日か、市内に住む自分の娘さんが今日は何時ごろ来るのかをよく尋ねてくる近所のおばあちゃんがいた。認知症だった。

おばあちゃんがうちにやって来るたび、家とうちの行き帰りでなにかあってはいけないし伝えておいたほうがいいと思ったから、一応毎回娘さんには連絡していた。けれど、娘さんは連絡をするたびに何度も何度も私たちに謝ってくれて、逆に申し訳なくなったりしていた。

おばあちゃんの来訪(ドアや窓の叩き方が割と激しめなので、私たちの間で「襲撃」と言っていたこともあった笑)、最初はびっくりしたけど、最近は慣れて、夫も私も対応がうまくなっていたと思う。大好きだった私の祖父も晩年は認知症だったから、なんとなく懐かしい気持ちになりながら。自分たちの大好きだった祖父母が、近所の方たちにこうして接してもらえていたらうれしいなって思いも抱きながら。

そのおばあちゃんが、今月とうとう施設に入所したという。在宅介護の限界だった、と娘さん。それを聞いて、なんて答えたらいいのかわからなかった。おばあちゃん、今日のスケジュールがわからないだけで不安になる人だったし、よく私たちに「家族が来るまでしばらく一緒にいてほしい」と頼んでくるような人だったから、見知らぬ場所に住むことになって混乱しているんじゃないだろうかと夫と心配し合った。でも、娘さんたちの介護の苦労も垣間見てきたのも事実なわけで…。

またひとつ、近所に空き家ができた。私たちにもぽっかり穴があいたようだった。

昨年同時期の月報とダイエット日記


一緒に飲みましょう。