見出し画像

36歳芸人のとりとめのない日常148。

僕の生きていない世界にハローハロー、トゥインクル・コーポレーション所属のお笑いコンビ、ジャパネーズのウネモトモネで御座います。僕は今この世界の透過レイヤーの下で生き居ている。

約一週間ぶりの更新。義務感は無い。才能の有無は別として、宇根元陽(僕の本名)という人間は文章を書くのが好きなのだろう。自慰行為のようなものなのかな。出す欲。卑猥なものですね。

前回更新時からの一番の変化としては「髪を切った」ということ。野生動物っておそらく毛の生えかわりはあれど散髪的なことってしないんですかね。動物詳しくないからわからないけれど。でも何か「散髪」という行為はものすごく「人間っぽい」気がする。随分と鬱陶しかったので重ため巨大マッシュルーム頭をブナシメジくらいのボリュームまで落としました。サッパリして鬱陶しさは無くなったのだけれど、直射日光をダイレクトに受ける感じは否めない。あと10日程で9月も終わるというのにまだ夏のような日射し。エンドレスサマー、シャレになんない程に。

鬱陶しかった髪をなかなか切れなかった理由も少しあって。9月14日(木)。水道検針のアルバイトをお休みしてとあるYouTubeの映像作品撮影に参加してきた。大阪NSC33期生の同期で芸人活動やら映像作品制作活動やらいろいろなっているオカダ君。彼のYouTubeチャンネルの作品に3度目の出演をさせてもらってきました。おそらく2~3日後くらいに更新されると思うのでネタバレ回避で詳細の説明は避けますが、僕の演じた役柄が"引き籠もり"要素のあるものだったので前髪重めの方がいいかなぁと思って伸ばし続けました。編集した映像を視せてもらったけれどその作戦はある程度功を奏したのではないかと思います。更新をお愉しみに。

そしてもうひとつの理由は9月16日(土)に出演させてもらったU&Cさん主催ライブ『大喜利トークバラエティ』。大喜利のお題ともトークテーマとも取れるお題に対して大喜利的な回答をしてもいいし、エピソードトークをしてもいいという内容のライブ。そのライブに"ネガティブ思考枠"というので呼ばれたウネモトモネ。そりゃあ前髪伸ばしておいた方がいいかなって思うのも自然じゃないですか?っていう考え方をしている時点で究極ネガティブじゃないんだけれどもね。僕は超超超超超ポジティブで超超超超超自己肯定型人間故の自己防衛型ネガティブ人間っていう一番鬱陶しいヤツです。ってこの表現が既にソレ。

ネガティブ思考の大喜利、愉しかったです。僕は「ウケろ!!!未確認童貞!!!」と思って、ある程度キャラにギアを入れて答えていたのですが、回答のリアルさが上回ってしまって「笑い」よりも「哀れみ」が勝っていた感覚。みんな優しいな。もっともっと見下して見捨てて嘲笑ってくれたらいいんだよ、ウネモトモネに関しては。でも終わった後、ライブ企画者のブティックあゆみ(コンピューター宇宙)からは「その為にモネさんを呼んだので。」と言ってもらえたので役割は果たせたのだと思う。ありがとね、あゆみちゃん。

そしてその日はその後『Love Talk Live』というライブにも出演。同じくU&Cさん主催。36年の人生で一度しか交際経験の無い僕ですが、前に一度出演させて戴いた時に創作話でそこそこ愉しんで戴けた実感があり、更に今回のサブテーマとして「残暑を吹き飛ばすようなゾッとする恋愛経験」というのを戴いて。「おそらくこれはまた妄想奇恋愛作家ウネモトモネの招集だろう。」と解釈をして創作恋愛話を持って行きました。が、しかしライブの雰囲気が結構ガチめで、更に前の「大喜利トークバラエティ」でも発動した「ウネモトモネのボケはボケとして伝わらない」が再発動し「本当の話」として演者さんにもお客様にも伝わり、更に「実は作り話でした。」と自白する空気にもならず、結果全員を騙してしまった大罪人となってしまいました。あのライブを観に来られていて、あるいは配信で視ていて、僕の話を本当の話と信じて下さった皆様、申し訳御座いませんでした。でももし騙せていたのならコント作家としては少し嬉しい気持ちもあったりします。いや反省しろよな、もっと。

でも他の出演者の方の話を聴いていると、やっぱり面白い人っていうのはいろんな恋愛経験をしているのだなぁとつくづく思いましたね。自分のが創り話だったから余計にその熱量を実感。売れている芸人さんや面白いネタをする芸人さんもやっぱ皆めちゃくちゃ恋愛してるもんな。どうすりゃいいんだ。でも好きでもない人と性的関係になる気は一向に起きないしな。そして歳を重ねるごとに恋愛感情というものが解らなくなってきている。学生時代にクラスメイトに恋をして夜中に悶々としていたあの感情・感覚は何だったのだろうか。

9月17日(日)。相方と事務所の稽古場へ行き、今月初のコンビでの新ネタライブ稽古。とはいえアチャさん(僕の相方)がまだ全然台詞入って無いので数回の読み合わせとノルマ新ネタのアイディア出しに結構時間を割いた。あとYouTube用の動画撮影もした。早く編集してアップしなきゃだな。嗚呼、アルバイト辞めたい。結果新ネタが1本出来て、計9本完成。9本も書いたのにまだ残り6本書かなきゃいけないというおかしな現状。ありがたいけどね。これくらい追い込まれないとこのライブをやっている意味が無い。

で、新ネタを書けばいいのに、この日の夜からちょうどその日に完結したドラマ「VIVANT」を一気視し始めた。日曜劇場好きだし、堺雅人さんも好きだから、初回から全部録画はしていたんだけれど、忙しさにかまけてまだ視られていなくて、そうこうしている内に結構話題になって、「今から視始めたら流行りに乗ったみたいでダサい!」というこれまた厄介な僕の心のビョーキの所為でずーっと視られずに居た「VIVANT」。二日に渡って全話視たけどめちゃくちゃ良かった。当然の如くリアタイしとけば良かったと思った。2期あったら絶対リアタイ視聴する。ドラム可愛い。やっぱ林原めぐみさんの声って凄いな。時折漂う綾波感。

そしてそんな「VIVANT」まみれの2日間の中で、事務所の後輩(所属年は同期)、大豆デンキューの単独ライブ『ありがちななしかしら』を観に行ってきた。三人の"好き""やりたい事"を詰め込んだ感じの単独でめちゃくちゃ好きだったなー。僕も演者として単独やってるから、演者としては「ウケてない」って感じちゃうの嫌なのすっごい解るんだけれど、客側としては「客が理解出来ないくらいまで置き去りにして行ってくれ!!!」っていう気持ちがすっごいあって。僕はそういう客が置き去りにされちゃうくらい振り切っている単独がすっごい好きで魅力を感じて憧れてて。大豆デンキューの今回の単独、もちろんしっかりちゃんとウケてたけれど、時として「お客さんを置き去りにする」ような瞬間があって。それが"お笑い芸人"としてすっごくカッコよく観えたんだ。すっごい良かった。次の単独も愉しみ。

そいでもって、19日(火)、20日(水)はバイト&ライブの日。19日はキャモン西本さん主催の『キャンテスト』に出演。「財布をなくしただけなのに」というコントを披露。お客さんの反応がイマイチだったので焦ったのか、珍しくアチャさんが大声で何とかしようとしてた。普段そういうのやっちゃうの僕なんだけれど。その必死さが面白おかしくって、台本にない台詞をめちゃくちゃ言ってしまった。ウケはそんなに無かったけれど、僕としてはコントの本質みたいなのに触れることが出来た気がして結構嬉しかった。ライブ終わりでキャモン西本さんに晩御飯奢って戴きました。焼き魚美味しい。

20日(日付変わって昨日)はわいわいリレーションさん主催『ルラシオン!』に出演。「ッポーーーーーン!」というコントを披露。8月の新ネタ15本ライブでやったやつ。創った段階では僕もアチャも「まぁこういうネタもあっていいか。」という感じでそんなにウケないかと思っていたのだけれど、当日のアンケートとかSNSの反響とかで結構評価が高かったので外ライブでもやってみて真価を問おうとやってみました。結果は、っうーーーーーん!という感じ。完全にスベった感じも無いけれど「ウケたなぁー!」とも全く思わなかった。難しいね。シマウマフックのやかべ君は「攻めたネタでしたね!」と言ってくれた。ありがとね。

事務所仲間のコデラ戯言が一緒だったので、期せずしてコデラカラーとなった僕のスマホと一緒に写真を撮ってもらった。

俄雨が降るかもと思い傘を持っていていた僕。僕の今の傘を視て、コデラ君が「あれ?紫色の傘じゃなの?」と。そう。今使っている傘の前と前は紫色の和傘っぽいやつを使っていた僕。それを覚えてくれていたコデラ君に少しキュンとしたんだけれど、僕が「いやぁ~なんか前のやつ失くしちゃってさ~。」と答えるとコデラ君が「どうせまた酔っ払って失くしたんでしょ?」と。なんかその感じが夫婦の会話みたいで、またなんかキュンとした。コデラ君はお酒呑まないから、僕みたいな酒カスに対して呆れた感じなんだけれども、完全に突き放さない感じにもの凄く伴侶味を感じるんだよなぁ。この感覚解ります?ちびシャトルが視ていたら全てを引っくるめて

「キモいでぇーーーーーーーーっす!!!!!!」


って叫ぶんだろうな。正論。でも「キモい」は「悪」では無い。「キモい」は「愛」だ。

カープCS本拠地でやれるんやろか。自力の2位が無理になった今。でもベテランと若手のバランスも良いし、何せ新井監督の創っている空気がすっごく良いから、2~3年以内に優勝すると信じてる。筋金入りのカープファンのうちの親父が生きてたら今のカープを凄く愉しく視てるだろうな。今のカープを一緒にマツダスタジアムに応援行きたかったなぁ。江藤智選手を「カープ坊やみたい!」って言ってめちゃくちゃ好きだった(はちゃめちゃアンチ巨人だったから巨人行った後は「人相が悪くなってしまった…。」ってめちゃくちゃ嘆いていた。巨人ファンの人ゴメンなさいね。)から、今のカープ観たら絶対に末包選手のファンになってると思う。右打ちの丸顔スラッガー。

よし。モネ脳のデトックス終了。脊髄反射のような速さでこうやって文章を書くのが僕の脳にとっては大事な気がする。今月の新ネタ台本ノルマ残り6本。こっから脳味噌のギアを一段階上げて書き上げていこう。

そうそう。あと「VIVANT」に凄く「アンダーニンジャ」味を感じた(「別班」と「アンダーニンジャ」の性質が似ている気がする)から、早いとこ「アンダーニンジャ」も読まないと。買ってから読めてない巻が5つくらいある。10月からのアニメ放送開始までには絶対読む。あとちびシャトルからもらった映画ギフトカードを無駄にしない為にも30日までに絶対に映画を観に行く。

とりとめないな。とりとめないな。こんな日常。


この記事が参加している募集