人生を罰ゲームにしか思えない人へ
人生を罰ゲームにしか思えない人って、私の他にもいるのかな。
参加したいなどとは言った覚えもないのに、
いつの間にかゲームは始まっていて、
途中でやめることも許されない。
いや、やめることはできるのかもしれないけど、
肉体的な苦痛や社会的にややこしいことが伴いそうだ。
親にも申し訳ない気持ちになるだろう。
ただ、それ以前に、人生をやめる勇気すら持てない。
いわゆる「死ぬ死ぬ詐欺」。
ドロップアウトができないようになっている。
うまく設計されている。
「なんなんだよ、このゲーム、あほらし」
そう嘆いたところで、
だれかが助けてくれるわけでないし、
ゲームのルールが変わるわけでもない。
このゲームを作ったクリエーターは、
哀れな人間が苦しみ逃げ回っているのを高いところから眺めて、
楽しんでいるのだろうか。
そんなことを思うと、腹がたつし、やりきれない気持ちになる。
ホイールを回し続けるかごの中のハムスターを見ている奴みたいだ。
友達にもなりたくない。
(その前に、向こうが私と友達になってくれるとも思わないが。)
当初はこのようなネガティブな文章であったが、
そのような不満だらけの記事であっても、
私の投稿のなかで最も読まれている記事になった。
あなたがこの記事を読んでくれているということ、
それは、きっとあなたも少なからず
「人生は罰ゲーム」と思ってしまっているからなのだろう。
その事実に、私はほっとする。
自分一人ではなかったのだと、嬉しくなってくる。
残念ながら、私には、
あなたのゲームのルールを変えてあげることができない。
でも、一つ言えることがある。
それは…
「その罰ゲームは、あなたが望んだもの」
でもあるということだ。
何を言っているんだ、と言われるのは分かっている。
けれど、私も20年以上もがき苦しみ、
心理学、スピリチュアル、サイケデリック、
いろいろなものを試してきた。
それらに共通していたのもの…
それは、
・あなたがこの世界を創造している、
・そして、あなたはその世界を経験したがっている
ということだ。
今あなたの目の前に映る罰ゲームは、
到底楽しめそうなものではないように見えるだろう。
だけど、少し立ち止まってみてほしい。
心のおしゃべりをやめ、フィルタを外して、感じてほしい。
その体験を楽しんでいるわずか1%の自分がいることに気づけないだろうか。
その体験を楽しんでいる自分に気づくことができれば、
あなたの人生は変わってゆくかもしれない。
あなたが本当に願った方向へと、かわってゆくかもしれない。
そんな体験、したくても他の人はできやしない。
あなただけの、特別な体験なのだ。
日本から遠く離れた、この地球の片隅で、あなたと同じように、
「何度も絶望しながらも自分の人生を満喫したい」
と願う人間がいることを知っていただき、
一瞬でも苦しい気持ちをまぎらわすきっかけにでもなれれば、と願っている。
それでは、よい週末を。
Schönes Wochenende
ドイツ・ミュンヘンより 🇩🇪🍺
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