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【世界史】インドネシアのムスリムと交流 Vol.5 交流編 後編
ムスリムと高校生との交流はどんどん進んでいきます。
中編の内容はこちら
ムスリムの紹介
・左上がマコさん。日本人でインドネシア人と結婚され、イスラームに改宗。現在インドネシアのマラン在住です。
・左下がファリダさん。静岡県に留学経験があります。東京でも働いていました。マラン在住。
・右下がシャフリルさん。スラバヤの日本領事館や日本で働いていました。現在はフリーランスで通訳やオンライン日本語教師をしています。スラバヤ在住。
ファリダさんとの交流
ファリダさんはインドネシアのムスリムの一般家庭の様子を撮影してきたくださいました。
ファリダさんのお姉さんの家庭の様子を説明してくださいました。
女の子が一生懸命コーランを暗記していました。
コーランはアラビア語で書かれています。
そのアラビア語を一生懸命暗記していたんですね。
後からファリダさんに質問したところ、ムスリムはアラビア語を読むことはできるそう。ただ現在のアラビア語とコーランのアラビア語は変わってきているので、中東で自由に話すことはできない、とのことでした。
生徒は小さな女の子が一生懸命コーランを暗記している姿を見て、「大変だなー」とため息を付きました。そんな日本の高校生に対してファリダさんからのコメントは、姪っ子はコーランを暗記するのが好きだからしているだけ。だから無理やり覚えなければいけないわけではないようです。
お父さんのコーランの暗唱の美しさに生徒も引き込まれていました。
マコさんとの交流
マコさんが移住し改宗したいきさつを簡単に紹介
ヒジャブをみにつけた日本人の姿に生徒はびっくり。
マコさんも、日本に帰国したときには地元でヒジャブを身につけることに抵抗を感じている、という話をしてくださいました。
確かに日本ではイスラームに改宗する日本人の存在に慣れていません。
地元で家族が質問ぜめにされることを恐れる気持ちがよくわかります。
けれども多様性、多文化共生が求められる今だからこそ、このように日本人も多様化していくことを認めていく社会を作られなければいけない、と強く思いました。
50分という短い時間ではありましたが、世界史を肌で感じることができる素晴らしい体験ができました。
生徒にとっても刺激的で自分の価値観を揺さぶられるような経験だったと思います。