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【2021「探究」】地方公立高校の総合的な探究の時間 Vol.3 2021年度スタート
初期指導
新年度がスタートした4月14日。
この日の午後、新1年から新3年までそれぞれ初期指導を行いました。
これは前年度までは新1年のみが行なっていた行事でしたが、カリキュラムマネジメント委員会のワーキンググループの検討の結果全学年で行うことになりました。
各学年の動き
<1年>
新1年は5限に校長講話と総合的な探求の時間の説明(体育館にて)
6限はスマホを体育館に持参してGoogleアカウントの配布とGoogleクラスルームへログインするワークショップ。
校長による本校生徒に育む4つの資質・能力(主体性・協働性・創造性・自己有用感)や「探究」の目標の説明。
スマホを持参して配布されたGoogleアカウントを使用しクラスルームに入るワークショップ。
<2年>
2年生は6限に校長講話と「探究」のガイダンスをクラスで視聴。
校長と2年の「探究」担当は大会議室から2年生の8クラスへZoomで配信。
<3年>
3年生は6限からグローバルラウンジという部屋から「探究」ガイダンスと校長講話を各クラスへ配信
全体ガイダンス
そして7限
1年から3年までクラスで待機。
前年度の「探究」で行ったポスターセッションで優秀であったグループがプレゼンを行いました。代表生徒は大会議室に集まり、Zoomを使って配信。全校生徒はクラスで待機し、教室前方に映し出される映像でプレゼンを見ます。
2年生3グループがプレゼン。
その後3年生3グループがプレゼンを交代で行います。
最後に教頭が好評をして終わりました。
今回の初期指導の目的
・校長講話では、本校生徒に育ませたい4つの資質・能力(主体性・協働性・創造性・自己有用感)について説明されました。カリキュラム・マネジメントの一つとして設定した4つの資質・能力を教員も生徒も意識してすべての学校活動に落とし込むマインド形成を行いました。
・各学年で行った「探究」のガイダンスは、3年間全体の成長の歩みと1年間の見通しを生徒と教員に共有します。
・最後の全体ガイダンスでは、「探究」の最終発表のイメージを生徒と教員に共有しました。特に1年生や転勤してこられた新しい先生たちに本校の「探究」を理解してもらえるように行っています。また代表生徒として選ばれた生徒たちは選ばれたこと、全校に発表することで自己有用感が高まります。そして優秀な発表を目にした1・2年生は、前年度を超える「探究」をしてくれるでしょう。
本来であれば、体育館に全員が集まり、巨大なスクリーンでプレゼンをするはずだった代表生徒たち。けれどもコロナ禍の中でICTを活用することでなんとかイベントを実行することができました。
学校の学びやイベントも、新型コロナウィルスによって大きく形を変えています。この混乱を逆にチャンスとして、効率的で学びが深い形を模索していきたいと思います。