休校になっている世界の学校 vol.1 インドネシア・SDH編
日本の学校の対策
新型コロナの流行で、日本の学校もZoomを使った遠隔教育やEdmodoやGoogleクラスルームによる連絡や課題のやりとりなど、工夫をしながら対応しています。
また休校中の各家庭でもe-learningなどを使って対策をしている場合も多いのではないでしょうか。経産省もHPで無料で解放されているEdTechのサービスの一覧を公開しています。
インドネシア人の友人からの連絡
学生時代の友人で、インドネシアに住むインドネシア人の友人からWhatsAppで連絡が来ました。
WhatsAppとは世界的に使われているメッセージアプリです。
友人はジャカルタから50kmの地方都市に住んでいます。大都会ジャカルタとは異なるのんびりとした工業都市。
チカランに住むこのインドネシア人の友人夫妻には小学生、中学生の二人の子供がいます。
お子さんが通う私立学校がコロナで休校になったとのこと。
流行が遅かったインドネシアでもとうとう日本と同じ状況になってきたんですね。
<WhatsAppでの会話>
インドネシア人の友人
:英語のテストが予定されていたけど、(休校で)e-learningになったため、生徒が各自でプレゼンのビデオを撮影し、先生にメールをするそうです。
私:オンラインミーティングではなく、メールなんだね。メールは普通のeメール?
友人:オンラインミーティングはしないです。(注 以前この学校の生徒とうちの学校の生徒とZoomで繋ぎオンラインミーティングをしたことがある) 学校はOffice365を使用しているので、学生たちは全員学校からメールアドレスをもらっています。
私:(発展途上国なのにマジでOffice365を入れてるの?)心の声
友人:あ、もっと詳しく聞くとEdmodoを使うそうです!
私:(ギャフン!)すごいね!普通にそういうの使っちゃうんだね!
インドネシアの地方の私立学校なのに、Office365を使い、Edmodoを使う。まるで日本の先生方が今チャレンジしようとしていることをさらっとやっている!
ちなみにEdmodoってご存知ですか?
大阪の英語の先生である江藤先生も紹介しています。
昔はこんなマークでした。こっちのほうがおなじみの方もいるかもしれません。
このように、日本の学校や先生が一生懸命とりいれようとしているe-learningをさらっとやってしまう、インドネシアの田舎の私立、SDH(ディアンハラパン・チカラン校)!
いったいどのような学校なのか?
実は2年前に視察に行っているので、その様子を連載していきたいと思います。