【インドネシア教育ツアー】DAY2 ジャカルタ・チカラン編 環境問題について学ぶ
Day2はジャカルタからチカラン
二日目はジャカルタからスタート。
インドネシア教育ツアーのメンバーも全員合流し、いよいよ本格的な活動がスタートします。
インドネシア教育ツアーのコンセプトはこちら↓
ちなみにジャカルタはたくさんあるインドネシアの島々の一つ、ジャワ島の中心地です。
ジャカルタからこの後移動するチカランまでをコーディネートしてくれたのは、静岡大学大学院時代の同級生たちのララス(エラスムス)、アイリン夫妻、そしてその息子さんのケン君。
この旅の特色は、ツアーと銘打っていますが、旅行会社などは一切入らず、僕の現地の友人たちが手作りで采配してくれた心のこもった旅になっています。
Day2のスケジュールは以下の通り。
全体がホテルを出発してジャカルタ市内の博物館をまわっている間に、僕は別行動。
静岡サレジオ高校の保護者の方に紹介していただいたインドネシアの環境保護に尽力する方々からお話を聞くことができました。
Oil Change International(OCL)のHikmat Soeriatanuwijayaさん。
「Oil Change Internationalは、調査、コミュニケーション、アドボカシー活動を行う団体です。 化石燃料の真のコストを明らかにし、現在進行中のクリーンエネルギーへの移行を促進することに重点を置いています。」(資料から引用)
そしてFoE Japanの波多江秀枝さん。
FoE Japanとは「1980年 米環境活動家 ディビッド・ブラウワー 氏の勧めにより、Friends of the Earth の一員として設立」された国際環境NGO。
波多江さんは「日本の政府機関や企業が携わっている海外での大規模開発事業に関する問題を提起しつつ、その影響を受けている地元の住民の人やNGOと共に問題に取り組んでいます。ここ最近は、インドネシア等における石炭火力発電所開発問題に注力して活動しています。」(HPより引用)
昨今、世界的に環境問題に関する意識が高くなってきています。日本でも2023年G7広島サミットが行われ、気候変動に対するカーボンニュートラルに向けた取り組みが大変注目されました。
また広島サミットでは、「グローバルサウス」と呼ばれるアジア・アフリカの新興国や途上国の会合参加が話題となりました。
グローバルサウスの中心となるのが、今回訪れているインドネシア(ASEAN議長)です。
日本はアジア唯一のG7参加国であり、グローバルサウスとも密接な関係にある国家です。
そのような重要な地位にある日本で重大な環境に対するミスリードがある、と訴えるのが、今回お会いしたお二人なのです。
日本が行なっている様々な環境対策と同時に、インドネシアをはじめとする東南アジアに石炭火力に伴う重大な人権侵害があるということを教えていただきました。
重要な学びをすることができました。お時間をいただいたHikmatさん、波多江さん、ありがとうございました!
午後からはジャカルタからチカランに移動
午後にはジャカルタを離れて東に車で移動。
チカランという日系企業がたくさん進出している都市に入りました。
チカランとは日本企業が多数進出する工業地区。「サッカーの国際試合を開催する現代的なウィバワ ムクティ スタジアムがあることで有名です。地元の人々に人気のタマンセハティ公園には、遊び場や芝生の広場があります。衣料品店やジュエリー店が入った Sentra Grosir Cikarang といったショッピング モールや、食料品や気軽な軽食を売るパサール ベルシ チカラン マーケットがあります。主要道路のジャラン チカラン バル ラヤ近辺には、くつろげる飲食店が集まっています。」(サイトから引用)
この日泊まるホテルは「グランド ズリ チカラン ジャバベカ」。
詳細はこちら↓
ビジネスホテルですが、広くて綺麗なお部屋でした。
荷物を置いた後、夕食へ。
夕食はシーフードレストラン
夕食はシーフードが有名な「Sentosa Seafood Market Cikarang」
入り口には新鮮な魚やエビ・貝などの生け簀があります。
新鮮な海鮮がどんどん調理されて運ばれてきます。
会ったばかりの日本メンバーとチカランメンバーですが、みんなあっという間に打ち解けました。
さあ、明日はいよいよチカランの学校訪問です。
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