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【インドネシア教育ツアー】DAY1 旅の始まり

5年ぶりのインドネシア!

2018年に一人でインドネシアの教育視察をして以来、行くことができなかったインドネシア。

日本人が気づいていないインドネシアの教育改革の凄さを一人で発信してきましたが、未だ理解されていないこの事実。追加取材をしたいと思いながら、新型コロナウイルスの流行によりインドネシアへの渡航が実現してませんでした。

インドネシアの教育改革についてはこちら↓

SDHについての詳しい記述はこちら↓

2023年8月5日から15日にかけてようやくインドネシアへの渡航が実現しました!

今回の旅の目的

インドネシアはコロナ禍においても成長著しい国家です。
2050年には日本を抜いて世界4位になると言われています。(日本は8位)。現在の日本の出生数が80万人に対して、インドネシアは480万人。また数年以内に世界最大の宗教となるイスラーム教徒がもっとも多いのもインドネシア。(3億人近い人口の約9割がイスラーム)。

このように高いポテンシャルを持っているインドネシアの弱点は教育でした。ところがこの教育分野でも躍進が凄まじい。元々教育熱心な国民性であり、教育文化大臣にハーバード大卒、30代のユニコーン企業(インドネシア版ウーバーであるゴジェック)の社長ナディム・マカリム氏を据え、世界レベルの教育改革を推進しています。5000万人の児童生徒対象に、教育の自由化、規制緩和、その先のICTを活用した教育現場での創意工夫によってテコ入れし、教育の質の向上を計ってきました。

新型コロナウイルスの流行による休校に対しても素早い対応をしています。経済的に厳しい家庭には、「家で学ぼう (Belajar dari Rumah)」プロジェクトを実施しました。ICTのオンライン教育ではなくテレビ放送を使ったオーソドックスな遠隔教育で、インドネシア国営テレビと協力して2020年4月から自宅学習プログラムの全国放送を開始しています。

その一方でICT学習環境が整っている家庭の生徒向けに、「オンライン対面学習プログラム」「教師向けオンラインコース」「デジタル読書」「電子教科書」「携帯教育マルチメディア教材」等の学習メディアを開発し、公開してきました。

 ナディム大臣が教育のデジタル化のこれからの担い手として期待を寄せているのが、民間企業、特にEdTechです。インドネシアにおいてもEdTechと政府の連携が始まっており、教育文化省のウェブサイトには民間企業が開発したオンライン学習サービスの情報も提供されています。
 このような国としての将来性はもちろん、世界的なパラダイムシフトの中で大胆な教育改革を推進している現状を知ることは、GIGAスクール構想の後の教育を模索している日本の教育者にとっては有益な情報となるでしょう。

Education Bridge


 「日本の一歩先の未来の教育」をインドネシアで探してみるために、日本中の教育革命家たちと団体を設立しました。その名も
Education Bridge SAKURA MELATI」。

日本とインドネシアをつなぐ教育の橋となるように。そして日本の花である桜と、インドネシアの花であるジャスミン(MELATI)の花の名前をとってSAKURA MELATI」。

この志に共感した合計16人でインドネシアへの冒険がスタートされました。16人の内訳は大人12人、高校生1人、小学生2人、幼児1人。
教育者とその家族、教育関係企業経営者、ジャーナリスト、教育起業家、世界を変える高校生など多彩で個性的なメンバーです。

東京チームと福岡チーム

インドネシアへのルートは2つ。
東京チームの羽田からジャカルタへの直行便のルート。
そして福岡からフィリピンを経由してジャカルタに入る福岡チーム。

僕は東京メンバーとジャカルタ入りをしました。

大学院時代からの友人である、ララス・アイリン夫妻が空港にお出迎え。
5年ぶりの再会に胸が熱くなりました。

そのまま東京メンバーとインドネシア初の食事に。

アンティークな調度品に囲まれたとても素敵なレストラン。

インドネシア最初の夜から楽しい会話と美味しい料理。とても素敵な時間を過ごすことができました。

葉っぱに書かれたウェルカムメッセージ
インドネシアの代表的な食事、ナシゴレン
インドネシア焼き鳥のサテ

その後、インドネシア最初のホテルに到着。

オランド植民地時代を思わせるコロニアル建築のホテル。

メルキュール・バタビアホテル
快適で落ち着いたホテル

みんな元気に1日目を終えることができました!

2日目も楽しみです。

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