本校の卒業生、三輪開人、本を出す!
「最高の授業を世界の果てまで届ける」という信念で活動している特例認定NPO法人、e-Education。
彼らは途上国の貧しい子供たちに映像教育を届けることで、貧困や格差をなくそうと試みています。2010年にバングラデシュの村で、教員不足のため教育が受けられない子供たちに映像授業を提供し始めてから10年。現在までに14か国、25000人に教育を届けています。
その代表が、本校の卒業生である三輪開人。
彼との出会いはこちら。
三輪開人とは
三輪開人といえば、このプレゼン。
僕が彼を知ったのもこのプレゼンがスタートでした。
その後、授業に来てもらったり、
全校生徒の前で講演してもらったり、
彼の熱い生き方に共感し、そして羨望し、教育について共に熱く語ってきました。
そんな彼が本をだしました。
100%共感プレゼン
「共感でしか、世界の課題は解決できない」
この本は、プレゼンのマニュアル本ではありません。
三輪開人の生き様が記録されています。
そんな生き方がプレゼンにどのように現れているのか・・・、がこの本のテーマ。
いきなり本の最初から人生を語り出します。
中学時代の赤っ恥スピーチ
離婚
部下の離反
うまくいかない業績・・・
苦しみや悲しみが多いから、彼のプレゼンは人の心を動かします。
情熱や信念が強いから、彼のプレゼンは人から共感を呼びます。
「つらく苦しかった過去の経験を、成功に向かう物語に変え、弱さや失敗をさらけ出して次に生かす率直な姿を見せることは、自分という最初の聞き手の心を動かし、味方にするための大事な行為でもあります。
共感プレゼンを通して、僕は少しずつですが、自分自身を肯定し、心や生き様に素直に寄り添うことができるようになりました。」
彼の眩しいほどの魅力は、プレゼンではありません。
教育に対する情熱や、虐げられている人々への寄り添うことができる力強い共感です。
この共感という彼の魅力があふれんばかりに入っているこの本をぜひ多くの方々に手に取ってもらいたいと思います。