【総合的な探究の時間】病院に応援メッセージを投影!Vol.2 オンラインで本格始動!
4月22日の副市長とのZoom会議をへて、医療従事者を応援したいという雰囲気が学校内で高まってきました。
4月27日(月曜日)、2年生の登校日
前回の副市長とディスカッションした2年生の生徒会メンバーにパソコン部の一部が加わったメンバーで医療従事者を応援するメッセージ動画をつくることに。
どのような方法で、どのような内容のメッセージを集めるのか、どこに投影をするのか。
市役所との話し合いの中でコロナと戦う医療センターから市役所の壁面が見えるということで、市役所が投影場所の候補にあがりました。
5月3日 大人で会場を下見
休校中の高校生たちを下見に生かせるわけには行かないので、教員や市役所の職員、協力してくださる地域の方と数人で、市役所の下見を行いました。
医療センター側の市役所の壁面はガラス張りなので、よく調べると難しいことがわかりました。
下の地図が位置関係。
市役所から医療センターまでは医療センターで1.36km。投影するには遠すぎます。
この情報を中心生徒に共有。
次なる候補は医療センターの駐車場。
医療センターの地図をGoogleEarthで生徒に共有。
市役所の方々には、医療センターに駐車場で行うことが可能かどうか、そしてそもそもコロナの最前線である医療センターの敷地内で行うことができるかどうかを確認してもらうことにしました。
副市長のメッセージ動画
中心生徒のプランが固まってくると、いよいよ2年生全体に応援メッセージの呼びかけです。
医療センターのコロナ患者受け入れの状況が、いかに大変なのかを副市長からの緊急メッセージ動画で配信することに。
6分の短いメッセージでしたが、クルーズ船の患者を受け入れてから、コロナ患者受け入れの地域の拠点になっていること、病院がまるで災害時のような緊迫感と疲労感であること、などを訴えてくださいました。
このメッセージをZoomで撮影し編集。
アナログかデジタルか?
次なる問題はどのようにメッセージを集めるか。デジタルか紙か、イラストか文字か。生徒たちはSNS上でミーティング。
「作業のしやすさは圧倒的にデジタルだよね」
「でも紙で書いたほうが温かみがある」
「紙をデータで取り込んで見えるの?」
「日本史の授業で、振り返りシートを紙で書き、写真にとってクラスルームで送っているけど、十分に見えるよ」
そして次の登校日に紙で書かれたイラストを集めること。掛川の風景写真を集めること。それまでにデジタルのイラストやテキストのメッセージをクラスルームで集めることが決まりました。
5月8日の「総合的な探究の時間」(本校ではCT(CREATIVE TIME)と呼んでいます)にGoogleクラスルームで配信しました。