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「教養」とは何か

著者ヤマザキマリさんの「国境のない生き方」を読み「教養」とは何かを自分の中で問い、考えさせられた。

この本を振り返ったとき、わたしは自然と「教養」というキーワードに多くマークをつけていた。
今まで、教養という言葉を使ってきたことはあるけど、いざ「教養」という言葉と向き合ったときに、意味を理解し使い分けてきていないことに気づいた。

教養という言葉は下記のように定義されている。
英語では「culuture」「education」で表現されているようだ。

わたしは、この本を読み終えて、自分なりに「教養」とは何かを咀嚼してみた。

「教養」とは
自分の目や耳で物事を捉え、考え、経験をして、そこで得た知識が自分の生きるボキャブラリーとして登録されること。そして、あらゆる物事を「生きるボキャブラリー」を総動員して捉えること。

先ほどのリンクの辞書に「創造的活力や心の豊かさ」という定義がある。
これは、知識をたくさん得ることだけでなく、そのたくさんの知識が自分の思考をつくり、その思考で物事が捉えられることが心を豊かにするのだと思う。

教養は知識ではなく、自分の経験から生まれる。
他人から見聞きした情報ではなく、他者との議論や対話から気付きから生まれる。 

例えば、同じ物語で、「心理描写や情景の説明がありわかりやすい文章」「セリフだけで展開される文章」どちらが良いだろうか。

これは、もちろん好みの問題であると思う。

でも、わたしは後者を読み解きたいと思う。
「なぜ、主人公はあのセリフを言ったのだろう」
「そのとき、どんな風に情景が見えたのだろう」

そんな風に想像したい。そして他の人の感想も聞いてみたい。

想像力を膨らませられるように、自分の教養を身につけていきたいと思う。

#教養 #国境のない生き方 #ヤマザキマリ #読書

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