『虐待児の詩』 青い鳥の記憶
「母性に包まれて」
あの夏
波打ち際に 大きな海月を 抱えた少女
駆け寄り 海月を 払い落とす 母親
泣き叫ぶ 少女
僕は 海辺に佇み
その光景に 見とれていた
悪意など無い
その光景の 美しさが
僕を 硬直させたのだ
あの夏の 少女も
母親に なったのだろうか
##母性に包まれて
あの夏
波打ち際に 大きな海月を 抱えた少女
駆け寄り 海月を 払い落とす 母親
泣き叫ぶ 少女
僕は 海辺に佇み
その光景に 見とれていた
悪意など無い
その光景の 美しさが
僕を 硬直させたのだ
あの夏の 少女も
母親に なったのだろうか
##母性に包まれて