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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「心の故郷」


駐車場に着いて 窓を全開にした
少し生温い だが 心地よい風が
頬をすり抜けて 通り過ぎてゆく

デイブの曲が 鳴り出した
からだは 動きを とめた

思考だけが だらだらと
幼き頃を 駆け巡る
 
もう一度 聴こう
この風が 吹き続けてくれるなら。

##心の故郷にて





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